第57回 理学療法士国家試験 午後 第75問
病理学概論第57回午後
組織の再生能力が最も高いのはどれか。
1. 角膜
2. 骨髄
3. 心筋
4. 神経
5. 横紋筋
- 1. 角膜
- 2. 骨髄 ✓
- 3. 心筋
- 4. 神経
- 5. 横紋筋
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — 骨髄
骨髄は造血幹細胞を含む組織で、赤血球・白血球・血小板などの血液細胞を継続的に産生・再生する能力が最も高い。他の選択肢は再生能が低い組織である。
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【各選択肢の解説】
1. 角膜
✅ 正しい再生能がある。角膜上皮は比較的良好な再生能を持つが、骨髄の再生速度と量には及ばない。
2. 骨髄
✅ 正しい。造血幹細胞を豊富に含み、毎日2~3兆個の血液細胞を産生する最高レベルの再生能を有する。
3. 心筋
❌ 誤り。心筋細胞は分裂能がほぼなく、損傷後の瘢痕化が進む。再生能は最も低い組織の一つ。
4. 神経
❌ 誤り。神経細胞(ニューロン)は分裂しない。末梢神経は限定的な再生が可能だが、中枢神経の再生能は極めて低い。
5. 横紋筋
❌ 誤り。横紋筋は筋衛星細胞により部分的な再生が可能だが、骨髄の再生能には比較にならない。
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【試験対策ポイント】
• 骨髄:造血幹細胞で最高度の再生能、毎日大量の血液細胞を産生
• 神経・心筋:分裂能がなく再生能が最も低い組織
• 上皮組織:良好な再生能を持つ(骨髄に次ぐ)