第57回 理学療法士国家試験 午後 第97問
臨床心理学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第97問(臨床心理学)の正答は 3 です。適応障害は、明確なストレス因に反応して抑うつ・不安などの症状が現れる状態です。
問題
適応障害について誤っているのはどれか。
- 1. 日常生活に支障を生じる。
- 2. 認知行動療法は有効である。
- 3. 薬物療法が治療の中心になる。 ✓
- 4. 抑うつ気分を伴うことが多い。
- 5. 適応的なストレス・コーピング技能を養う必要がある。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%参考値
10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 薬物療法が治療の中心になる。
適応障害は、明確なストレス因に反応して抑うつ・不安などの症状が現れる状態です。治療の中心はストレス因の調整・環境調整や認知行動療法などの心理社会的支援であり、薬物療法は補助的です。よって「薬物療法が治療の中心」は誤りです。
【各選択肢の解説】
1. 日常生活に支障を生じる。
✅ 正しい。仕事・学業・対人関係など日常生活に明らかな支障をきたす。
✅ 正しい。仕事・学業・対人関係など日常生活に明らかな支障をきたす。
2. 認知行動療法は有効である。
✅ 正しい。ストレスへの認知や対処を見直す認知行動療法は有効。
✅ 正しい。ストレスへの認知や対処を見直す認知行動療法は有効。
3. 薬物療法が治療の中心になる。
❌ 誤り(これが正答)。中心はストレス因の調整・環境調整・心理療法で、薬物は補助的。
❌ 誤り(これが正答)。中心はストレス因の調整・環境調整・心理療法で、薬物は補助的。
4. 抑うつ気分を伴うことが多い。
✅ 正しい。抑うつ気分・不安などの情緒的症状を伴うことが多い。
✅ 正しい。抑うつ気分・不安などの情緒的症状を伴うことが多い。
5. 適応的なストレス・コーピング技能を養う必要がある。
✅ 正しい。再発予防のためストレス対処技能の獲得が重要。
✅ 正しい。再発予防のためストレス対処技能の獲得が重要。
【試験対策ポイント】
適応障害はストレス因が明確で、その除去・適応により改善するのが特徴です。治療の柱は環境調整+心理療法(認知行動療法)で、薬物はあくまで対症的・補助的。ストレス因が持続し症状が固定化するとうつ病など他の障害へ移行することもあります。
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