第57回 理学療法士国家試験 午後 第98問
臨床心理学第57回午後
第57回 理学療法士国家試験 午後 第98問(臨床心理学)の正答は 5 です。EE(感情表出)は、家族が患者に向ける批判・敵意・過度の巻き込まれの強さを表す指標で、高EEの家族と暮らす統合失調症患者は再発率が高いことが示されている。
問題
統合失調症について正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 急性発症することが多い。
- 3. 若年の発症は予後が良い。
- 4. 中年期以後に発症することが多い。
- 5. 高EEの家族のもとで再発率が高くなる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.8%難問
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 高EEの家族のもとで再発率が高くなる。
EE(感情表出)は、家族が患者に向ける批判・敵意・過度の巻き込まれの強さを表す指標で、高EEの家族と暮らす統合失調症患者は再発率が高いことが示されている。家族心理教育でEEを下げることが再発予防に用いられる。
【各選択肢の解説】
1. 男性に多い。
❌ 誤り。正しくは、発症頻度に明らかな男女差はなく、男性のほうが発症年齢がやや早い傾向がある。
❌ 誤り。正しくは、発症頻度に明らかな男女差はなく、男性のほうが発症年齢がやや早い傾向がある。
2. 急性発症することが多い。
❌ 誤り。正しくは、前駆期(不眠・意欲低下・ひきこもりなど)を経て徐々に(潜行性に)発症することが多い。急性発症例のほうが予後はよいとされる。
❌ 誤り。正しくは、前駆期(不眠・意欲低下・ひきこもりなど)を経て徐々に(潜行性に)発症することが多い。急性発症例のほうが予後はよいとされる。
3. 若年の発症は予後が良い。
❌ 誤り。正しくは、発症年齢が若いほど予後は不良の傾向がある。
❌ 誤り。正しくは、発症年齢が若いほど予後は不良の傾向がある。
4. 中年期以後に発症することが多い。
❌ 誤り。正しくは、思春期〜青年期(10歳代後半〜30歳代)に発症することが多い。
❌ 誤り。正しくは、思春期〜青年期(10歳代後半〜30歳代)に発症することが多い。
5. 高EEの家族のもとで再発率が高くなる。
✅ 正しい。批判や過度の干渉が多い環境は患者にとって持続的なストレスとなり、症状の再燃を招きやすい。
✅ 正しい。批判や過度の干渉が多い環境は患者にとって持続的なストレスとなり、症状の再燃を招きやすい。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 好発年齢 | 思春期〜青年期 |
| 性差 | 明らかな差はない(男性が発症がやや早い) |
| 発症 | 潜行性が多い |
| 予後不良の因子 | 若年発症・潜行性発症・陰性症状が強い |
| 再発の危険因子 | 服薬中断・高EE |
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