第58回 理学療法士国家試験 午前 第2問
運動学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第2問(運動学)の正答は 3 です。静止している姿勢では、床反力の作用線は身体重心を通る。
問題
立位姿勢から膝関節を屈曲し、体幹を前傾させて静止した姿勢を図に示す。床反力ベクトルの作用線の向きが正しいのはどれか。ただし、矢印は力の向き、点線はその延長線を示す。
- 1. a
- 2. b
- 3. c ✓
- 4. d
- 5. e
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.8%やさしい
65人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — c
静止している姿勢では、床反力の作用線は身体重心を通る。重心を通らないと、重力と床反力が偶力となって身体を回転させ、静止が保てないためである。
【各選択肢の解説】
まず図の向きを確かめる。顔が図の右を向いているので、右が前方である。各矢印と点線を上へ延ばし、身体重心の位置と比べる。
1. a
❌ 誤り。踵付近から上へ向かい、延長線は身体重心より後方を通る。正しくは静止姿勢では作用線が重心を通る必要があり、aでは身体に後方への回転が生じる。
❌ 誤り。踵付近から上へ向かい、延長線は身体重心より後方を通る。正しくは静止姿勢では作用線が重心を通る必要があり、aでは身体に後方への回転が生じる。
2. b
❌ 誤り。ほぼ鉛直に上へ向かい、延長線は身体重心より後方を通る。正しくは重心を通る向きでなければならない。
❌ 誤り。ほぼ鉛直に上へ向かい、延長線は身体重心より後方を通る。正しくは重心を通る向きでなければならない。
3. c
✅ 正しい。前方へわずかに傾いて上へ向かい、延長線が身体重心を通る。重力と床反力が同じ直線上で釣り合い、回転が生じないため静止できる。
✅ 正しい。前方へわずかに傾いて上へ向かい、延長線が身体重心を通る。重力と床反力が同じ直線上で釣り合い、回転が生じないため静止できる。
4. d
❌ 誤り。つま先付近から後方へ傾いて上へ向かい、延長線は身体重心より後方を通る。正しくは重心を通る向きでなければ静止は保てない。
❌ 誤り。つま先付近から後方へ傾いて上へ向かい、延長線は身体重心より後方を通る。正しくは重心を通る向きでなければ静止は保てない。
5. e
❌ 誤り。つま先付近からほぼ鉛直に上へ向かい、延長線は身体重心より前方を通る。正しくは重心を通る向きである。
❌ 誤り。つま先付近からほぼ鉛直に上へ向かい、延長線は身体重心より前方を通る。正しくは重心を通る向きである。
【試験対策ポイント】
- 静止立位:床反力の作用線=身体重心を通る(足圧中心と重心を結ぶ線)
- 作用線が関節の前を通るか後ろを通るかで、その関節にかかる外部モーメントの向きが決まる
- 本問は膝を曲げ体幹を前傾した姿勢でも「重心を通る」という原則は変わらない点を問うている
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