第58回 理学療法士国家試験 午前 第16問
リハビリテーション医学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第16問(リハビリテーション医学)の正答は 4 です。FIMの移乗(ベッド・椅子・車椅子)は、ベッドから車椅子と車椅子からベッドの両方向を評価し、点数が異なるときは低いほうを採点する。
問題
80歳の女性。左片麻痺。夫と自宅で2人暮らし。ベッドから車椅子への移乗は夫に手を添えてもらう程度で可能だが、車椅子からベッドへの移乗では立ち上がる際に腰を引き上げてもらう。FIMの移乗動作は何点か。
- 1. 6点
- 2. 5点
- 3. 4点
- 4. 3点 ✓
- 5. 2点
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48%難問
50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 3点
FIMの移乗(ベッド・椅子・車椅子)は、ベッドから車椅子と車椅子からベッドの両方向を評価し、点数が異なるときは低いほうを採点する。ベッド→車椅子は手を添える程度=4点、車椅子→ベッドは立ち上がりで腰を引き上げる=3点で、低いほうの3点となる。
【各選択肢の解説】
1. 6点
❌ 誤り。6点は修正自立(補助具の使用・時間がかかる・安全性の配慮が要る)で、他者の介助はない。正しくは本例は夫の身体的な介助を受けているので5点以下である。
❌ 誤り。6点は修正自立(補助具の使用・時間がかかる・安全性の配慮が要る)で、他者の介助はない。正しくは本例は夫の身体的な介助を受けているので5点以下である。
2. 5点
❌ 誤り。5点は監視・準備で、体に触れる介助はない。正しくは本例は両方向とも身体に触れる介助を受けているので4点以下である。
❌ 誤り。5点は監視・準備で、体に触れる介助はない。正しくは本例は両方向とも身体に触れる介助を受けているので4点以下である。
3. 4点
❌ 誤り。4点(最小介助・自分で75%以上)はベッド→車椅子の点数である。正しくは逆方向の車椅子→ベッドが3点なので、低いほうの3点を採る。
❌ 誤り。4点(最小介助・自分で75%以上)はベッド→車椅子の点数である。正しくは逆方向の車椅子→ベッドが3点なので、低いほうの3点を採る。
4. 3点
✅ 正しい。腰を引き上げてもらう介助は手を添える程度より介助量が多く、中等度介助(自分で50%以上75%未満)の3点に当たる。往復で点数が異なるので低いほうを採る。
✅ 正しい。腰を引き上げてもらう介助は手を添える程度より介助量が多く、中等度介助(自分で50%以上75%未満)の3点に当たる。往復で点数が異なるので低いほうを採る。
5. 2点
❌ 誤り。2点は最大介助で、自分で行う割合が25%以上50%未満である。正しくは本例は立ち上がりの際に腰を引き上げてもらう程度で、半分以上は自分で行えているので3点である。
❌ 誤り。2点は最大介助で、自分で行う割合が25%以上50%未満である。正しくは本例は立ち上がりの際に腰を引き上げてもらう程度で、半分以上は自分で行えているので3点である。
【試験対策ポイント】
| 点数 | 区分 | 自分で行う割合 |
|---|---|---|
| 7 | 完全自立 | ― |
| 6 | 修正自立 | ― |
| 5 | 監視・準備 | 身体に触れない |
| 4 | 最小介助 | 75%以上 |
| 3 | 中等度介助 | 50%以上75%未満 |
| 2 | 最大介助 | 25%以上50%未満 |
| 1 | 全介助 | 25%未満 |
移乗は往復を評価し、異なれば低いほうを採る。
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