第58回 理学療法士国家試験 午前 第36問
整形外科学第58回午前
2010年に定められたアメリカリウマチ学会とヨーロッパリウマチ学会との合同による関節リウマチ分類基準に含まれないのはどれか。
1. 炎症反応
2. 自己抗体
3. 罹患期間
4. 朝のこわばり
5. 腫脹または圧痛のある関節数
- 1. 炎症反応
- 2. 自己抗体
- 3. 罹患期間
- 4. 朝のこわばり ✓
- 5. 腫脹または圧痛のある関節数
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 朝のこわばり
2010年ACR/EULAR分類基準では、罹患期間、関節所見、炎症反応、自己抗体の4つの項目が採点対象ですが、朝のこわばりは含まれません。朝のこわばりは関節リウマチの臨床的な特徴ですが、この分類基準では明記されていない項目です。
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【各選択肢の解説】
1. 炎症反応
❌ 誤り。血清CRPおよびESRが分類基準に含まれます。
2. 自己抗体
❌ 誤り。RF(リウマトイド因子)およびACPA(抗CCP抗体)が分類基準に含まれます。
3. 罹患期間
❌ 誤り。症状の持続期間が6週間以上であることが分類基準に含まれます。
4. 朝のこわばり
✅ 正しい。朝のこわばりは関節リウマチの臨床的特徴ですが、2010年ACR/EULAR分類基準には含まれません。
5. 腫脹または圧痛のある関節数
❌ 誤り。関節腫脹(swollen joint count)と圧痛(tender joint count)の領域数が分類基準に含まれます。
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【試験対策ポイント】
• 2010年ACR/EULAR分類基準の4つの採点項目:①罹患期間(6週以上)②関節所見③炎症反応④自己抗体
• 朝のこわばりは診断的に重要だが分類基準には含まれない
• 1993年基準から2010年基準への変更で自己抗体がより重視されるようになった