第58回 理学療法士国家試験 午前 第38問
運動療法第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第38問(運動療法)の正答は 4 です。閉鎖性運動連鎖(CKC)は、スクワットのように四肢末端を床などに固定して行う運動で、複数の関節が同時に動き、複数の筋が同時に働く。
問題
筋力増強運動で正しいのはどれか。
- 1. 等運動性運動は徒手的に行う。
- 2. 等尺性運動は関節運動を伴う。
- 3. 等張性運動では関節運動の速度を調整する。
- 4. 閉鎖性連鎖運動は複数筋の筋力増強に適している。 ✓
- 5. 開放性連鎖運動は四肢末端が地面に接した状態で行う。
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.3%標準
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 閉鎖性連鎖運動は複数筋の筋力増強に適している。
閉鎖性運動連鎖(CKC)は、スクワットのように四肢末端を床などに固定して行う運動で、複数の関節が同時に動き、複数の筋が同時に働く。収縮様式(等尺性・等張性・等運動性)と運動連鎖(OKC・CKC)の定義の入れ替えを見分けさせる問題である。
【各選択肢の解説】
1. 等運動性運動は徒手的に行う。
❌ 誤り。正しくは、等運動性運動は角速度を一定に保つ専用の機器を用いて行う。
❌ 誤り。正しくは、等運動性運動は角速度を一定に保つ専用の機器を用いて行う。
2. 等尺性運動は関節運動を伴う。
❌ 誤り。正しくは、等尺性運動は関節運動を伴わず、筋の長さを変えずに張力を発揮する。
❌ 誤り。正しくは、等尺性運動は関節運動を伴わず、筋の長さを変えずに張力を発揮する。
3. 等張性運動では関節運動の速度を調整する。
❌ 誤り。正しくは、等張性運動は負荷(重り)を一定にして関節を動かす運動である。速度を一定に調整するのは等運動性運動。
❌ 誤り。正しくは、等張性運動は負荷(重り)を一定にして関節を動かす運動である。速度を一定に調整するのは等運動性運動。
4. 閉鎖性連鎖運動は複数筋の筋力増強に適している。
✅ 正しい。末端が固定されているため、一つの関節だけを動かすことができず、股・膝・足関節の筋が同時に働く。
✅ 正しい。末端が固定されているため、一つの関節だけを動かすことができず、股・膝・足関節の筋が同時に働く。
5. 開放性連鎖運動は四肢末端が地面に接した状態で行う。
❌ 誤り。正しくは、開放性運動連鎖(OKC)は四肢末端が自由な状態で行う。末端が地面に接するのは閉鎖性運動連鎖である。
❌ 誤り。正しくは、開放性運動連鎖(OKC)は四肢末端が自由な状態で行う。末端が地面に接するのは閉鎖性運動連鎖である。
【試験対策ポイント】
| 用語 | 一定のもの | 関節運動 |
|---|---|---|
| 等尺性 | 筋の長さ | なし |
| 等張性 | 負荷 | あり |
| 等運動性 | 角速度(機器) | あり |
| 運動連鎖 | 末端 | 例 |
|---|---|---|
| OKC | 自由 | 座位の膝伸展 |
| CKC | 固定 | スクワット |
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