第58回 理学療法士国家試験 午前 第39問
生理学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第39問(生理学)の正答は 2 です。中等度の有酸素運動では、活動筋の細動脈が拡張して筋への血流が増えるため、全身の末梢血管抵抗は低下する。
問題
健常者に自転車エルゴメータを用いて中等度の運動負荷を20分間行った。運動開始前と比べて低下するのはどれか。
- 1. 経皮的動脈血酸素飽和度
- 2. 末梢血管抵抗 ✓
- 3. 収縮期血圧
- 4. 心拍数
- 5. 体温
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.7%難問
44人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 末梢血管抵抗
中等度の有酸素運動では、活動筋の細動脈が拡張して筋への血流が増えるため、全身の末梢血管抵抗は低下する。心拍数・収縮期血圧・体温はいずれも上昇し、健常者ではSpO₂はほぼ変わらない。
【各選択肢の解説】
1. 経皮的動脈血酸素飽和度
❌ 誤り。正しくは、健常者の中等度の運動ではSpO₂はほぼ変わらない。換気量が増えて肺での酸素の取り込みが保たれるためである。
❌ 誤り。正しくは、健常者の中等度の運動ではSpO₂はほぼ変わらない。換気量が増えて肺での酸素の取り込みが保たれるためである。
2. 末梢血管抵抗
✅ 正しい。運動で活動筋の代謝産物(CO₂・乳酸など)が増え、筋の血管が拡張するため、全身の末梢血管抵抗が下がる。
✅ 正しい。運動で活動筋の代謝産物(CO₂・乳酸など)が増え、筋の血管が拡張するため、全身の末梢血管抵抗が下がる。
3. 収縮期血圧
❌ 誤り。正しくは、心拍出量が増えるため収縮期血圧は上昇する。拡張期血圧はほぼ不変か、やや低下する。
❌ 誤り。正しくは、心拍出量が増えるため収縮期血圧は上昇する。拡張期血圧はほぼ不変か、やや低下する。
4. 心拍数
❌ 誤り。正しくは、交感神経の活動が高まり、運動強度に応じて心拍数は増加する。
❌ 誤り。正しくは、交感神経の活動が高まり、運動強度に応じて心拍数は増加する。
5. 体温
❌ 誤り。正しくは、筋の収縮で熱が産生されるため、体温は上昇する。
❌ 誤り。正しくは、筋の収縮で熱が産生されるため、体温は上昇する。
【試験対策ポイント】
| 変化 | 指標 |
|---|---|
| 上昇 | 心拍数・1回拍出量・心拍出量・収縮期血圧・体温・換気量・酸素摂取量 |
| 低下 | 末梢血管抵抗 |
| ほぼ不変 | 拡張期血圧・健常者のSpO₂ |
心拍出量の増加が末梢血管抵抗の低下を上回るため、収縮期血圧は上がる。
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