第58回 理学療法士国家試験 午前 第65問
生理学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 3 です。Ⅰ型アレルギー(即時型)はIgEが担う。
問題
Ⅰ型アレルギーに関与する抗体はどれか。
- 1. IgA
- 2. IgD
- 3. IgE ✓
- 4. IgG
- 5. IgM
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.2%やさしい
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — IgE
Ⅰ型アレルギー(即時型)はIgEが担う。肥満細胞や好塩基球の表面に結合したIgEに抗原が結合すると、ヒスタミンなどが放出され、数分〜数十分で症状が出る。
【各選択肢の解説】
1. IgA
❌ 誤り。正しくは、IgAは唾液・涙・母乳・腸管分泌液などに多く、粘膜の局所免疫を担う抗体である。
❌ 誤り。正しくは、IgAは唾液・涙・母乳・腸管分泌液などに多く、粘膜の局所免疫を担う抗体である。
2. IgD
❌ 誤り。正しくは、IgDは主にB細胞の表面に存在し、抗原受容体として働く抗体である。Ⅰ型アレルギーには関与しない。
❌ 誤り。正しくは、IgDは主にB細胞の表面に存在し、抗原受容体として働く抗体である。Ⅰ型アレルギーには関与しない。
3. IgE
✅ 正しい。(=正答)IgEは肥満細胞・好塩基球の受容体に結合しており、抗原が橋渡しすると脱顆粒が起こってⅠ型アレルギー反応が生じる。
✅ 正しい。(=正答)IgEは肥満細胞・好塩基球の受容体に結合しており、抗原が橋渡しすると脱顆粒が起こってⅠ型アレルギー反応が生じる。
4. IgG
❌ 誤り。正しくは、IgGは血中で最も多い抗体で、胎盤を通過でき、Ⅱ型・Ⅲ型アレルギーに関与する。
❌ 誤り。正しくは、IgGは血中で最も多い抗体で、胎盤を通過でき、Ⅱ型・Ⅲ型アレルギーに関与する。
5. IgM
❌ 誤り。正しくは、IgMは五量体で、感染の初期に最初に作られる抗体である。Ⅱ型・Ⅲ型アレルギーに関与する。
❌ 誤り。正しくは、IgMは五量体で、感染の初期に最初に作られる抗体である。Ⅱ型・Ⅲ型アレルギーに関与する。
【試験対策ポイント】
| 型 | 主に関与 | 例 |
|---|---|---|
| Ⅰ型(即時型) | IgE・肥満細胞 | アナフィラキシー・花粉症・気管支喘息 |
| Ⅱ型(細胞傷害型) | IgG・IgM | 不適合輸血・自己免疫性溶血性貧血 |
| Ⅲ型(免疫複合体型) | IgG・IgM+補体 | 血清病・SLEの腎炎 |
| Ⅳ型(遅延型) | T細胞 | ツベルクリン反応・接触皮膚炎 |
抗体が関与しないのはⅣ型だけ(Coombs・Gellの分類)。
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