第58回 理学療法士国家試験 午前 第66問
生理学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 1・2 です。排尿(蓄尿と排出)を支配する3つの神経を問う問題。
問題
排尿に関与する神経はどれか。2つ選べ。
- 1. 陰部神経 ✓
- 2. 下腹神経 ✓
- 3. 上殿神経
- 4. 閉鎖神経
- 5. 迷走神経
正答:1・2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.4%標準
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・2番 — 陰部神経・下腹神経
排尿(蓄尿と排出)を支配する3つの神経を問う問題。骨盤内臓神経(副交感)・下腹神経(交感)・陰部神経(体性)のうち、選択肢にあるのは陰部神経と下腹神経である。
【各選択肢の解説】
1. 陰部神経
✅ 正しい。(=正答)仙髄(S2〜S4)から出る体性神経で、外尿道括約筋を支配し、意識して尿を止める働きを担う。
✅ 正しい。(=正答)仙髄(S2〜S4)から出る体性神経で、外尿道括約筋を支配し、意識して尿を止める働きを担う。
2. 下腹神経
✅ 正しい。(=正答)胸腰髄から出る交感神経で、膀胱の排尿筋を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させて蓄尿に働く。
✅ 正しい。(=正答)胸腰髄から出る交感神経で、膀胱の排尿筋を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させて蓄尿に働く。
3. 上殿神経
❌ 誤り。正しくは、上殿神経は中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋を支配する神経で、排尿には関与しない。
❌ 誤り。正しくは、上殿神経は中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋を支配する神経で、排尿には関与しない。
4. 閉鎖神経
❌ 誤り。正しくは、閉鎖神経は大腿の内転筋群(長内転筋・短内転筋・大内転筋の一部・薄筋など)を支配する神経で、排尿には関与しない。
❌ 誤り。正しくは、閉鎖神経は大腿の内転筋群(長内転筋・短内転筋・大内転筋の一部・薄筋など)を支配する神経で、排尿には関与しない。
5. 迷走神経
❌ 誤り。迷走神経は胸腹部の内臓に副交感線維を送るが、膀胱には分布しない。正しくは、膀胱を支配する副交感神経は仙髄から出る骨盤内臓神経である。
❌ 誤り。迷走神経は胸腹部の内臓に副交感線維を送るが、膀胱には分布しない。正しくは、膀胱を支配する副交感神経は仙髄から出る骨盤内臓神経である。
【試験対策ポイント】
| 神経 | 種類 | 起始 | 働き |
|---|---|---|---|
| 骨盤内臓神経 | 副交感 | 仙髄S2〜S4 | 排尿筋を収縮=排尿 |
| 下腹神経 | 交感 | 胸腰髄 | 排尿筋を弛緩・内括約筋を収縮=蓄尿 |
| 陰部神経 | 体性 | 仙髄S2〜S4 | 外尿道括約筋=随意的に止める |
「副交感=出す、交感=ためる」と覚える。
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