第58回 理学療法士国家試験 午前 第82問
理学療法評価学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第82問(理学療法評価学)の正答は 4 です。SIAS(脳卒中機能評価法)は麻痺側の運動機能に加え、筋緊張・感覚・関節可動域・疼痛・体幹機能・視空間認知・言語・非麻痺側機能を含む総合評価である。
問題
脳卒中の評価法とそれに含まれる項目の組合せで正しいのはどれか。
- 1. JSS ――― ADL
- 2. mRS ――― バランス機能
- 3. FMA ――― 歩行速度
- 4. SIAS ――― 体幹機能 ✓
- 5. NIHSS ――― 関節可動域
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — SIAS ――― 体幹機能
SIAS(脳卒中機能評価法)は麻痺側の運動機能に加え、筋緊張・感覚・関節可動域・疼痛・体幹機能・視空間認知・言語・非麻痺側機能を含む総合評価である。各評価法が「何を測るか」で組合せを判断する。
【各選択肢の解説】
1. JSS ――― ADL
❌ 誤り。正しくは、JSS(日本脳卒中学会 脳卒中重症度スケール)は意識・言語・無視・視野・顔面麻痺・感覚・上下肢の運動などから急性期の神経学的重症度を点数化する尺度で、ADLの項目は含まない。
❌ 誤り。正しくは、JSS(日本脳卒中学会 脳卒中重症度スケール)は意識・言語・無視・視野・顔面麻痺・感覚・上下肢の運動などから急性期の神経学的重症度を点数化する尺度で、ADLの項目は含まない。
2. mRS ――― バランス機能
❌ 誤り。正しくは、mRS(modified Rankin Scale)は症状の有無から死亡までを0〜6の段階で表す、生活の自立度(障害の程度)の全体的な指標であり、バランス機能を個別に測る項目はない。
❌ 誤り。正しくは、mRS(modified Rankin Scale)は症状の有無から死亡までを0〜6の段階で表す、生活の自立度(障害の程度)の全体的な指標であり、バランス機能を個別に測る項目はない。
3. FMA ――― 歩行速度
❌ 誤り。正しくは、FMA(Fugl-Meyer Assessment)は上肢・下肢の運動機能、バランス、感覚、他動関節可動域と関節痛を評価する尺度で、歩行速度は含まない。歩行速度は10m歩行テストなどで測る。
❌ 誤り。正しくは、FMA(Fugl-Meyer Assessment)は上肢・下肢の運動機能、バランス、感覚、他動関節可動域と関節痛を評価する尺度で、歩行速度は含まない。歩行速度は10m歩行テストなどで測る。
4. SIAS ――― 体幹機能
✅ 正しい(=正答)。SIASの体幹機能は垂直性(座位で体幹を垂直に保てるか)と腹筋力の2項目で評価する。体幹は左右両側の支配を受けるため、片麻痺でも四肢とは別に評価する意味がある。
✅ 正しい(=正答)。SIASの体幹機能は垂直性(座位で体幹を垂直に保てるか)と腹筋力の2項目で評価する。体幹は左右両側の支配を受けるため、片麻痺でも四肢とは別に評価する意味がある。
5. NIHSS ――― 関節可動域
❌ 誤り。正しくは、NIHSSは意識・注視・視野・顔面麻痺・上下肢の運動・運動失調・感覚・言語・構音・消去現象と無視を評価する急性期の重症度尺度で、関節可動域は含まない。
❌ 誤り。正しくは、NIHSSは意識・注視・視野・顔面麻痺・上下肢の運動・運動失調・感覚・言語・構音・消去現象と無視を評価する急性期の重症度尺度で、関節可動域は含まない。
【試験対策ポイント】
| 評価法 | 何を測るか |
|---|---|
| SIAS | 機能障害の総合評価(体幹・視空間認知・非麻痺側も含む) |
| FMA | 運動機能の回復(上下肢運動・バランス・感覚・ROM・関節痛) |
| NIHSS・JSS | 急性期の神経学的重症度 |
| mRS | 生活の自立度(全体の障害の程度) |
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