第58回 理学療法士国家試験 午前 第88問
整形外科学第58回午前
第58回 理学療法士国家試験 午前 第88問(整形外科学)の正答は 3・5 です。Perthes病は、幼児期〜学童期の男児に多い、大腿骨近位骨端部(大腿骨頭)の血行障害による阻血性壊死である。
問題
Perthes病で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 女児に多い。
- 2. 外傷が誘因となる。
- 3. 片側性の発症が多い。 ✓
- 4. 12歳以降に好発する。
- 5. 大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。 ✓
正答:3・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65.1%標準
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・5番 — 片側性の発症が多い。・大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。
Perthes病は、幼児期〜学童期の男児に多い、大腿骨近位骨端部(大腿骨頭)の血行障害による阻血性壊死である。多くは片側に発症する。
【各選択肢の解説】
1. 女児に多い。
❌ 誤り。正しくは、男児に多い。
❌ 誤り。正しくは、男児に多い。
2. 外傷が誘因となる。
❌ 誤り。正しくは、原因は不明(特発性)であり、大腿骨頭への血流が途絶えることで骨端部が壊死する。外傷を誘因とする病気ではない。
❌ 誤り。正しくは、原因は不明(特発性)であり、大腿骨頭への血流が途絶えることで骨端部が壊死する。外傷を誘因とする病気ではない。
3. 片側性の発症が多い。
✅ 正しい(=正答)。多くは片側の股関節に発症し、両側に生じるのは少数である。患側の跛行や股関節・大腿・膝の痛みで気づかれる。
✅ 正しい(=正答)。多くは片側の股関節に発症し、両側に生じるのは少数である。患側の跛行や股関節・大腿・膝の痛みで気づかれる。
4. 12歳以降に好発する。
❌ 誤り。正しくは、幼児期〜学童期に好発する。思春期(10歳代前半〜半ば)の肥満男児に多い股関節の病気は大腿骨頭すべり症である。
❌ 誤り。正しくは、幼児期〜学童期に好発する。思春期(10歳代前半〜半ば)の肥満男児に多い股関節の病気は大腿骨頭すべり症である。
5. 大腿骨近位骨端部への血行障害が原因である。
✅ 正しい(=正答)。成長期の大腿骨頭は血流の経路が限られ、これが途絶えると骨端部が阻血性壊死を起こす。壊死した骨頭はその後修復されるが、その間に変形しやすい。
✅ 正しい(=正答)。成長期の大腿骨頭は血流の経路が限られ、これが途絶えると骨端部が阻血性壊死を起こす。壊死した骨頭はその後修復されるが、その間に変形しやすい。
【試験対策ポイント】
| Perthes病 | 大腿骨頭すべり症 | |
|---|---|---|
| 好発 | 幼児期〜学童期の男児 | 思春期の肥満男児 |
| 本態 | 大腿骨頭の阻血性壊死 | 骨端線での骨頭のずれ |
治療は骨頭を臼蓋内に収める(containment)ことで球形を保つ。免荷装具などを用いる。
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