第58回 理学療法士国家試験 午後 第19問
整形外科疾患理学療法第58回午後
第58回 理学療法士国家試験 午後 第19問(整形外科疾患理学療法)の正答は 1 です。足関節外側靱帯損傷の急性期は、損傷した靱帯をそれ以上伸ばさず、腫れと出血を抑えることが最優先である。
問題
16歳の女子。バスケットボールの試合中に受傷した。同日病院を受診し、左足関節外側靱帯損傷と診断され、理学療法を行う方針となった。急性期の対応で正しいのはどれか。
- 1. 受傷日から患部の安静目的に固定を行う。 ✓
- 2. 受傷日から積極的に患側足関節の可動域練習を行う。
- 3. 受傷日から炎症を抑えるために入浴など血液循環を促す。
- 4. 受傷翌日から試合に参加できるよう鎮痛薬を飲むように勧める。
- 5. 受傷から3日間は常に氷水で冷やし続ける。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81%やさしい
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 受傷日から患部の安静目的に固定を行う。
足関節外側靱帯損傷の急性期は、損傷した靱帯をそれ以上伸ばさず、腫れと出血を抑えることが最優先である。RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)の考えで、受傷日から固定して患部を保護する。
【各選択肢の解説】
1. 受傷日から患部の安静目的に固定を行う。
✅ 正しい。固定すると損傷した靱帯に再び張力がかからず、内出血や腫脹の拡大も抑えられる。修復の土台を作る急性期の基本対応である。
✅ 正しい。固定すると損傷した靱帯に再び張力がかからず、内出血や腫脹の拡大も抑えられる。修復の土台を作る急性期の基本対応である。
2. 受傷日から積極的に患側足関節の可動域練習を行う。
❌ 誤り。受傷当日に積極的に動かすと、損傷した靱帯を引き伸ばし腫脹を強める。正しくは、急性期は固定と安静で保護し、腫れと痛みが落ち着いてから痛みの範囲で可動域練習を始める。
❌ 誤り。受傷当日に積極的に動かすと、損傷した靱帯を引き伸ばし腫脹を強める。正しくは、急性期は固定と安静で保護し、腫れと痛みが落ち着いてから痛みの範囲で可動域練習を始める。
3. 受傷日から炎症を抑えるために入浴など血液循環を促す。
❌ 誤り。急性期に温めて血流を増やすと、内出血と腫脹が増える。正しくは、急性期は冷却して血管を収縮させ、腫脹を抑える。
❌ 誤り。急性期に温めて血流を増やすと、内出血と腫脹が増える。正しくは、急性期は冷却して血管を収縮させ、腫脹を抑える。
4. 受傷翌日から試合に参加できるよう鎮痛薬を飲むように勧める。
❌ 誤り。痛みを薬で隠して競技に出ると、修復前の靱帯に負荷がかかり再損傷や不安定性を残す。正しくは、競技復帰は靱帯の修復と機能の回復に合わせて段階的に行う。
❌ 誤り。痛みを薬で隠して競技に出ると、修復前の靱帯に負荷がかかり再損傷や不安定性を残す。正しくは、競技復帰は靱帯の修復と機能の回復に合わせて段階的に行う。
5. 受傷から3日間は常に氷水で冷やし続ける。
❌ 誤り。休みなく冷やし続けると凍傷や神経の障害を起こす。正しくは、冷却は1回15〜20分程度を間隔をあけて繰り返す。
❌ 誤り。休みなく冷やし続けると凍傷や神経の障害を起こす。正しくは、冷却は1回15〜20分程度を間隔をあけて繰り返す。
【試験対策ポイント】
- 急性期の基本=RICE(Rest・Icing・Compression・Elevation)
- 冷却は間欠的に(1回15〜20分程度)、続けっぱなしにしない
- 急性期にしないこと:温熱・入浴、積極的な可動域練習、鎮痛薬で痛みを隠した競技参加
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「物理療法」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)