第58回 理学療法士国家試験 午後 第31問
義肢装具学第58回午後
第58回 理学療法士国家試験 午後 第31問(義肢装具学)の正答は 4 です。PTB(patellar tendon bearing)式下腿義足は、膝蓋腱を主な荷重部とし、脛骨の前内側面(内側の平らな面)・腓骨の外側面・膝窩部(後壁で前方へ押さえる)で体重を支える。
問題
PTB式下腿義足のソケットにおける荷重部位で正しいのはどれか。
- 1. 脛骨稜
- 2. 脛骨粗面
- 3. 脛骨末端
- 4. 脛骨前内側面 ✓
- 5. 脛骨顆部隆起部
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.6%標準
66人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 脛骨前内側面
PTB(patellar tendon bearing)式下腿義足は、膝蓋腱を主な荷重部とし、脛骨の前内側面(内側の平らな面)・腓骨の外側面・膝窩部(後壁で前方へ押さえる)で体重を支える。骨が皮膚のすぐ下で出っ張る所は圧に弱いため、ソケットを逃がして除圧する。
【各選択肢の解説】
1. 脛骨稜
❌ 誤り。脛骨稜は皮膚の直下にある骨の稜線で、圧が集中すると痛みや傷を生じる。正しくは、除圧部である。
❌ 誤り。脛骨稜は皮膚の直下にある骨の稜線で、圧が集中すると痛みや傷を生じる。正しくは、除圧部である。
2. 脛骨粗面
❌ 誤り。脛骨粗面は膝蓋腱の付着部で骨が突出している。正しくは、除圧部であり、荷重はその上の膝蓋腱部で受ける。
❌ 誤り。脛骨粗面は膝蓋腱の付着部で骨が突出している。正しくは、除圧部であり、荷重はその上の膝蓋腱部で受ける。
3. 脛骨末端
❌ 誤り。切断端の骨の端は軟部組織が薄く、圧で痛みや傷を生じやすい。正しくは、除圧部で、PTB式は断端末端に体重をかけない設計である。
❌ 誤り。切断端の骨の端は軟部組織が薄く、圧で痛みや傷を生じやすい。正しくは、除圧部で、PTB式は断端末端に体重をかけない設計である。
4. 脛骨前内側面
✅ 正しい。脛骨の前内側面は平らで広く、面で受ければ圧が分散するため、膝蓋腱とともに荷重部となる。
✅ 正しい。脛骨の前内側面は平らで広く、面で受ければ圧が分散するため、膝蓋腱とともに荷重部となる。
5. 脛骨顆部隆起部
❌ 誤り。正しくは、PTB式の主な荷重部は膝蓋腱と脛骨前内側面である。脛骨内側顆の部分を荷重に関与する部位として扱う文献もあり、文献により扱いが分かれる。
❌ 誤り。正しくは、PTB式の主な荷重部は膝蓋腱と脛骨前内側面である。脛骨内側顆の部分を荷重に関与する部位として扱う文献もあり、文献により扱いが分かれる。
【試験対策ポイント】
| 荷重部 | 除圧部 |
|---|---|
| 膝蓋腱 | 脛骨粗面 |
| 脛骨前内側面 | 脛骨稜 |
| 腓骨の外側面 | 腓骨頭 |
| 膝窩部 | 脛骨・腓骨の末端 |
原則は「平らな面・軟部組織の厚い所で受け、骨の出っ張りは逃がす」。
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