第58回 理学療法士国家試験 午後 第88問
整形外科学第58回午後
第58回 理学療法士国家試験 午後 第88問(整形外科学)の正答は 4 です。フォーク状変形は、橈骨遠位端骨折のうち遠位骨片が背側へずれるColles骨折でみられる手関節部の変形で、関節リウマチの変形ではない。
問題
関節リウマチで起こりにくいのはどれか。
- 1. オペラグラス変形
- 2. 尺側偏位
- 3. スワンネック変形
- 4. フォーク状変形 ✓
- 5. ボタン穴変形
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65%標準
40人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — フォーク状変形
フォーク状変形は、橈骨遠位端骨折のうち遠位骨片が背側へずれるColles骨折でみられる手関節部の変形で、関節リウマチの変形ではない。ほかの4つはいずれも関節リウマチの手指変形である。
【各選択肢の解説】
1. オペラグラス変形
❌ 誤り。骨破壊が強いムチランス型で指骨が吸収され、指を引くとオペラグラスのように伸び縮みする変形である。正しくは、関節リウマチで起こる。
❌ 誤り。骨破壊が強いムチランス型で指骨が吸収され、指を引くとオペラグラスのように伸び縮みする変形である。正しくは、関節リウマチで起こる。
2. 尺側偏位
❌ 誤り。MP関節の滑膜炎で関節包・靱帯がゆるみ、手指がMP関節で尺側へ傾く代表的な変形である。正しくは、関節リウマチで起こる。
❌ 誤り。MP関節の滑膜炎で関節包・靱帯がゆるみ、手指がMP関節で尺側へ傾く代表的な変形である。正しくは、関節リウマチで起こる。
3. スワンネック変形
❌ 誤り。PIP関節が過伸展し、DIP関節が屈曲する変形である。正しくは、関節リウマチで起こる。
❌ 誤り。PIP関節が過伸展し、DIP関節が屈曲する変形である。正しくは、関節リウマチで起こる。
4. フォーク状変形
✅ 正しい。Colles骨折で遠位骨片が背側へ転位し、側方から見ると食卓のフォークのように見える変形で、関節リウマチの変形ではない(=正答)。
✅ 正しい。Colles骨折で遠位骨片が背側へ転位し、側方から見ると食卓のフォークのように見える変形で、関節リウマチの変形ではない(=正答)。
5. ボタン穴変形
❌ 誤り。PIP関節が屈曲し、DIP関節が過伸展する変形で、スワンネック変形と向きが逆である。正しくは、関節リウマチで起こる。
❌ 誤り。PIP関節が屈曲し、DIP関節が過伸展する変形で、スワンネック変形と向きが逆である。正しくは、関節リウマチで起こる。
【試験対策ポイント】
| 変形 | PIP | DIP | 主な原因 |
|---|---|---|---|
| スワンネック | 過伸展 | 屈曲 | 関節リウマチ |
| ボタン穴 | 屈曲 | 過伸展 | 関節リウマチ |
- 関節リウマチの手:尺側偏位・スワンネック・ボタン穴・ムチランス(オペラグラス手)
- 骨折の変形:Colles骨折=フォーク状/Smith骨折(遠位骨片が掌側へ転位)=鋤(すき)状
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