PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第58回 理学療法士国家試験 午後 第91問

整形外科学第58回午後

第58回 理学療法士国家試験 午後 第91問(整形外科学)の正答は 1 です。手根管症候群は手根管内で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害です。

問題
手根管症候群の典型的な所見として正しいのはどれか。
  1. 1. 猿手
  2. 2. 骨間筋の萎縮
  3. 3. 前腕回内時の疼痛
  4. 4. Froment徴候陽性
  5. 5. 環指尺側から小指の感覚障害

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 40%参考値

10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 猿手

手根管症候群は手根管内で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害です。母指球筋(短母指外転筋など)の萎縮により母指の対立が困難となり「猿手」を呈します。感覚障害は正中神経領域(母指〜環指橈側)に生じます。


【各選択肢の解説】

1. 猿手
✅ 正しい。正中神経麻痺により母指球筋が萎縮し、母指対立障害による猿手を呈します。
2. 骨間筋の萎縮
❌ 誤り。骨間筋は尺骨神経支配で、尺骨神経麻痺(鷲手)でみられる所見です。
3. 前腕回内時の疼痛
❌ 誤り。回内筋症候群など別病態の所見で、手根管症候群の典型ではありません。
4. Froment徴候陽性
❌ 誤り。母指内転筋(尺骨神経支配)の麻痺を示す徴候で、尺骨神経麻痺の所見です。
5. 環指尺側から小指の感覚障害
❌ 誤り。これは尺骨神経領域の感覚障害です。手根管症候群は母指〜環指橈側の障害です。

【試験対策ポイント】

神経麻痺の手の変形は頻出です。正中神経麻痺(手根管症候群)=猿手・母指対立障害・母指〜環指橈側の感覚障害、尺骨神経麻痺=鷲手・骨間筋萎縮・Froment徴候・環指尺側〜小指の感覚障害、橈骨神経麻痺=下垂手。Phalenテスト・Tinel徴候も手根管症候群の誘発所見です。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「整形外科学」第7章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 12科目・全84章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第58回 全問一覧

▶ 整形外科学 の過去問一覧

▶ 「末梢神経障害」の過去問41問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)