第58回 理学療法士国家試験 午後 第94問
内科学・臨床医学第58回午後
第58回 理学療法士国家試験 午後 第94問(内科学・臨床医学)の正答は 3 です。気管支喘息の本体は気道の慢性炎症である。
問題
気管支喘息の治療薬はどれか。
- 1. β遮断薬
- 2. アスピリン
- 3. ステロイド ✓
- 4. フロセミド
- 5. マクロライド系抗菌薬
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49%難問
51人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — ステロイド
気管支喘息の本体は気道の慢性炎症である。ステロイドはこの炎症を抑えるため、吸入ステロイドが長期管理(発作を起こさないための治療)の中心となる。
【各選択肢の解説】
1. β遮断薬
❌ 誤り。気管支平滑筋のβ2受容体を遮断すると気管支が収縮し、喘息を悪化させる。正しくは、喘息の患者には原則として使わない薬(禁忌)である。
❌ 誤り。気管支平滑筋のβ2受容体を遮断すると気管支が収縮し、喘息を悪化させる。正しくは、喘息の患者には原則として使わない薬(禁忌)である。
2. アスピリン
❌ 誤り。アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、一部の患者で喘息発作を誘発する(アスピリン喘息)。正しくは、喘息の治療薬ではなく、発作の誘因となりうる薬である。
❌ 誤り。アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、一部の患者で喘息発作を誘発する(アスピリン喘息)。正しくは、喘息の治療薬ではなく、発作の誘因となりうる薬である。
3. ステロイド
✅ 正しい。気道の慢性炎症を抑えて気道の過敏性を下げるため、吸入ステロイドが長期管理薬の基本となる。重い発作では全身投与も行う。
✅ 正しい。気道の慢性炎症を抑えて気道の過敏性を下げるため、吸入ステロイドが長期管理薬の基本となる。重い発作では全身投与も行う。
4. フロセミド
❌ 誤り。フロセミドはループ利尿薬である。正しくは、心不全や浮腫の治療に用いる薬で、喘息の治療薬ではない。
❌ 誤り。フロセミドはループ利尿薬である。正しくは、心不全や浮腫の治療に用いる薬で、喘息の治療薬ではない。
5. マクロライド系抗菌薬
❌ 誤り。細菌感染症を治療する抗菌薬である。正しくは、細菌感染の治療に用いる薬で、気道の炎症や気管支収縮を治める喘息の基本治療薬ではない。
❌ 誤り。細菌感染症を治療する抗菌薬である。正しくは、細菌感染の治療に用いる薬で、気道の炎症や気管支収縮を治める喘息の基本治療薬ではない。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 薬 |
|---|---|
| 長期管理(コントローラー) | 吸入ステロイド・長時間作用性β2刺激薬・ロイコトリエン受容体拮抗薬 |
| 発作時(リリーバー) | 短時間作用性β2刺激薬(吸入) |
| 悪化させる薬 | β遮断薬・NSAIDs(アスピリン喘息の人) |
β「刺激」薬は治療薬、β「遮断」薬は悪化させる薬、と向きで区別する。
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