第59回 理学療法士国家試験 午前 第18問
神経疾患理学療法第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第18問(神経疾患理学療法)の正答は 3 です。脳梗塞患者の半側空間無視や姿勢認識障害に対しては、視覚フィードバックを利用した認識の改善が有効です。
問題
74歳の女性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3か月。平行棒内立位保持練習では重心が左側に偏り、平行棒に骨盤が寄りかかるような姿勢を呈する。この症状を改善するための理学療法で正しいのはどれか。
- 1. 骨盤を左から右方向へ押す。
- 2. 右上肢で前方向へのリーチ運動を行わせる。
- 3. 前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。 ✓
- 4. 左下肢に膝装具を装着し立位保持練習を行う。
- 5. レイミステ現象を利用して左股関節内転筋を強化する。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.5%参考値
13人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。
脳梗塞患者の半側空間無視や姿勢認識障害に対しては、視覚フィードバックを利用した認識の改善が有効です。鏡を用いて患者自身に姿勢の傾きを視覚的に認識させることで、代償的な立位姿勢の修正につながります。
【各選択肢の解説】
1. 骨盤を左から右方向へ押す。
❌ 誤り。外部からの刺激よりも患者本人の能動的な姿勢修正が重要であり、受動的な押し込みは学習効果に乏しい。
❌ 誤り。外部からの刺激よりも患者本人の能動的な姿勢修正が重要であり、受動的な押し込みは学習効果に乏しい。
2. 右上肢で前方向へのリーチ運動を行わせる。
❌ 誤り。リーチ運動は荷重移動を促しますが、重心偏位の根本的な認識改善にはならない。
❌ 誤り。リーチ運動は荷重移動を促しますが、重心偏位の根本的な認識改善にはならない。
3. 前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。
✅ 正しい。視覚的フィードバックにより患者が自身の姿勢傾きを認識でき、能動的な修正が可能になる。
✅ 正しい。視覚的フィードバックにより患者が自身の姿勢傾きを認識でき、能動的な修正が可能になる。
4. 左下肢に膝装具を装着し立位保持練習を行う。
❌ 誤り。装具は支持性を高めますが、姿勢認識の改善には直結しない。
❌ 誤り。装具は支持性を高めますが、姿勢認識の改善には直結しない。
5. レイミステ現象を利用して左股関節内転筋を強化する。
❌ 誤り。レイミステ現象は痙性に対する反射性強化であり、本症例の重心偏位改善には不適切。
❌ 誤り。レイミステ現象は痙性に対する反射性強化であり、本症例の重心偏位改善には不適切。
【試験対策ポイント】
• 半側空間無視・姿勢認識障害には視覚フィードバック(鏡、映像)が有効
• 脳損傷患者は能動的学習が受動的刺激より効果的
• レイミステ現象は痙性管理用途であることを確認
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「理学療法学(評価・治療)」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
スポンサーリンク(広告)