第59回 理学療法士国家試験 午前 第22問
保健医療福祉第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第22問(保健医療福祉)の正答は 2 です。一般的な予防の3段階(Leavell & Clark)では、二次予防=疾病の早期発見・早期治療で進行や重症化を防ぐ段階である。
問題
二次予防の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 健常成人 ─────────── 禁煙指導
- 2. 脂質異常症患者 ──────── 栄養指導 ✓
- 3. 回復期の脳血管疾患患者 ──── 服薬指導
- 4. 急性期の脳血管疾患患者 ──── 血圧管理
- 5. 生活期の脳血管疾患患者 ──── 運動指導
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.5%難問
40人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 脂質異常症患者 ──────── 栄養指導
一般的な予防の3段階(Leavell & Clark)では、二次予防=疾病の早期発見・早期治療で進行や重症化を防ぐ段階である。脂質異常症の患者に栄養指導を行って動脈硬化の進行を抑えるのは、この早期治療にあたる。
【各選択肢の解説】
1. 健常成人 ─────────── 禁煙指導
❌ 誤り。正しくは、病気になっていない人の危険因子を減らす介入であり、一次予防(発症の予防)にあたる。
❌ 誤り。正しくは、病気になっていない人の危険因子を減らす介入であり、一次予防(発症の予防)にあたる。
2. 脂質異常症患者 ──────── 栄養指導
✅ 正しい(=正答)。見つかった脂質異常症に対し、食事療法で脂質を管理して動脈硬化性疾患への進行を防ぐ介入である。
✅ 正しい(=正答)。見つかった脂質異常症に対し、食事療法で脂質を管理して動脈硬化性疾患への進行を防ぐ介入である。
3. 回復期の脳血管疾患患者 ──── 服薬指導
❌ 誤り。正しくは、発症した脳血管疾患の後の再発・合併症の防止にあたる介入であり、本問の区分では三次予防側に置かれる。
❌ 誤り。正しくは、発症した脳血管疾患の後の再発・合併症の防止にあたる介入であり、本問の区分では三次予防側に置かれる。
4. 急性期の脳血管疾患患者 ──── 血圧管理
❌ 誤り。正しくは、すでに発症した脳卒中に対する急性期の治療・全身管理である。区分の仕方によっては重症化の防止として二次予防に含める見方もあるが、本問の区分(下の表)で二次予防の典型にあたるのは、見つかった疾患を早期に治療する2番である。
❌ 誤り。正しくは、すでに発症した脳卒中に対する急性期の治療・全身管理である。区分の仕方によっては重症化の防止として二次予防に含める見方もあるが、本問の区分(下の表)で二次予防の典型にあたるのは、見つかった疾患を早期に治療する2番である。
5. 生活期の脳血管疾患患者 ──── 運動指導
❌ 誤り。正しくは、発症後の機能維持・再発や廃用の防止を目的とする介入であり、三次予防にあたる。
❌ 誤り。正しくは、発症後の機能維持・再発や廃用の防止を目的とする介入であり、三次予防にあたる。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 対象の状態 | 例 |
|---|---|---|
| 一次予防 | 発症前 | 健康増進、禁煙指導、予防接種 |
| 二次予防 | 疾病の早期 | 健診・検診、早期治療 |
| 三次予防 | 発症後 | 再発・合併症の防止、リハビリテーション |
・循環器領域では「再発予防」を二次予防と呼ぶ用法もあり、区分は文脈で揺れる。本問は上の3段階の区分で考える。
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