PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午前 第35問

神経内科学第59回午前

第59回 理学療法士国家試験 午前 第35問(神経内科学)の正答は 3 です。ALS(筋萎縮性側索硬化症)は上位運動ニューロンと下位運動ニューロンが選択的に変性する疾患であり、筋萎縮は手指などの四肢遠位部から始まる遠位型の萎縮パターンを示すことが特徴です。

問題
筋萎縮性側索硬化症で正しいのはどれか。
  1. 1. 深部感覚が障害されやすい。
  2. 2. 認知機能が障害されやすい。
  3. 3. 筋萎縮は四肢の遠位に著しい。
  4. 4. 眼球運動が早期に障害されやすい。
  5. 5. 動脈血二酸化炭素分圧が低下しやすい。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 筋萎縮は四肢の遠位に著しい。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は上位運動ニューロンと下位運動ニューロンが選択的に変性する疾患であり、筋萎縮は手指などの四肢遠位部から始まる遠位型の萎縮パターンを示すことが特徴です。


【各選択肢の解説】

1. 深部感覚が障害されやすい。
❌ 誤り。ALSは運動ニューロン疾患であり、感覚神経は比較的保たれるため、深部感覚障害は特徴的ではありません。
2. 認知機能が障害されやすい。
❌ 誤り。典型的なALSでは認知機能は保たれます。ただしALS関連認知症(ALS-FTD)では前頭側頭型認知症を合併することがありますが、一般的ではありません。
3. 筋萎縮は四肢の遠位に著しい。
✅ 正しい。ALSの筋萎縮は手指の小筋肉など四肢遠位部から開始し、近位へ進行するのが典型的です。
4. 眼球運動が早期に障害されやすい。
❌ 誤り。眼球運動は保たれることが特徴的です。人工呼吸器装着時の意思疎通手段として眼球運動が利用されます。
5. 動脈血二酸化炭素分圧が低下しやすい。
❌ 誤り。呼吸筋麻痺により換気が低下するため、むしろPaCO₂は上昇します。

【試験対策ポイント】

• ALSの筋萎縮パターン:遠位型(手指→近位への進行)
• 感覚・認知・眼球運動は保持される(重要な除外所見)
• 呼吸筋麻痺でPaCO₂上昇(低下ではない)

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「神経内科学」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 12科目・全84章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第59回 全問一覧

▶ 神経内科学 の過去問一覧

▶ 「神経・筋難病」の過去問103問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)