第59回 理学療法士国家試験 午前 第38問
義肢装具学第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第38問(義肢装具学)の正答は 1 です。大腿切断では、股関節の伸筋・内転筋の一部(ハムストリングス・大内転筋など)が切離されて弱くなり、屈筋(腸腰筋)・外転筋が優位になるため、股関節の屈曲・外転・外旋拘縮が起こりやすい。
問題
大腿切断術後の切断肢で股関節の屈曲拘縮予防が図れる肢位はどれか。
- 1. 腹臥位 ✓
- 2. 長時間の車椅子座位
- 3. 大腿下に枕を入れた背臥位
- 4. 股関節・膝関節屈曲位の側臥位
- 5. 両大腿部内側に枕を入れた背臥位
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70.2%やさしい
94人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 腹臥位
大腿切断では、股関節の伸筋・内転筋の一部(ハムストリングス・大内転筋など)が切離されて弱くなり、屈筋(腸腰筋)・外転筋が優位になるため、股関節の屈曲・外転・外旋拘縮が起こりやすい。腹臥位は股関節を伸展位に保ち、屈筋を伸張できる。
【各選択肢の解説】
1. 腹臥位
✅ 正しい(=正答)。股関節を伸展位にでき、屈曲拘縮の予防になる。1日に何回か腹臥位をとるよう指導する。
✅ 正しい(=正答)。股関節を伸展位にでき、屈曲拘縮の予防になる。1日に何回か腹臥位をとるよう指導する。
2. 長時間の車椅子座位
❌ 誤り。正しくは、座位では股関節が屈曲位に保たれるため、長時間続けると屈曲拘縮を助長する。
❌ 誤り。正しくは、座位では股関節が屈曲位に保たれるため、長時間続けると屈曲拘縮を助長する。
3. 大腿下に枕を入れた背臥位
❌ 誤り。正しくは、断端の下に枕を入れると股関節が屈曲位になり、屈曲拘縮を助長するため避ける。
❌ 誤り。正しくは、断端の下に枕を入れると股関節が屈曲位になり、屈曲拘縮を助長するため避ける。
4. 股関節・膝関節屈曲位の側臥位
❌ 誤り。正しくは、股関節を屈曲位に保つ肢位で、屈曲拘縮を助長する。
❌ 誤り。正しくは、股関節を屈曲位に保つ肢位で、屈曲拘縮を助長する。
5. 両大腿部内側に枕を入れた背臥位
❌ 誤り。正しくは、両大腿の間に枕を入れると股関節が外転位に保たれ、大腿切断で起こりやすい外転拘縮を助長する。
❌ 誤り。正しくは、両大腿の間に枕を入れると股関節が外転位に保たれ、大腿切断で起こりやすい外転拘縮を助長する。
【試験対策ポイント】
| 切断 | 起こりやすい拘縮 | 避ける肢位 |
|---|---|---|
| 大腿切断 | 股関節屈曲・外転・外旋 | 断端の下の枕、両大腿の間の枕、長時間の座位 |
| 下腿切断 | 膝関節屈曲 | 膝の下の枕、断端を車椅子から垂らす |
・予防=腹臥位、股関節伸展・内転方向への伸張
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