PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午前 第44問

神経内科学第59回午前

第59回 理学療法士国家試験 午前 第44問(神経内科学)の正答は 2・4 です。QMG scoreは、重症筋無力症の筋力低下と易疲労性を、眼・顔面・球(嚥下・構音)・四肢・体幹・呼吸の筋で点数化する評価である。

問題
重症筋無力症患者のQMG score〈Quantitative Myasthenia Gravis score〉に含まれる評価はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 意識状態
  2. 2. 嚥下機能 ✓
  3. 3. 感覚障害
  4. 4. 眼球運動 ✓
  5. 5. 排尿機能

正答:2・4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 30.8%難問

52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・4番 — 嚥下機能・眼球運動

QMG scoreは、重症筋無力症の筋力低下と易疲労性を、眼・顔面・球(嚥下・構音)・四肢・体幹・呼吸の筋で点数化する評価である。神経筋接合部の病気なので、意識・感覚・排尿は評価に入らない。


【各選択肢の解説】

1. 意識状態
❌ 誤り。重症筋無力症は神経筋接合部の病気で、意識は障害されない。正しくはQMG scoreの評価項目に意識状態は含まれない。
2. 嚥下機能
✅ 正しい(=正答)。水を飲み込ませて、むせや鼻への逆流がないかを見る項目がある。
3. 感覚障害
❌ 誤り。重症筋無力症は運動の伝達だけが障害され、感覚は保たれる。正しくはQMG scoreに感覚の項目は含まれない。
4. 眼球運動
✅ 正しい(=正答)。側方視を続けさせて複視が出るまでの時間を見る項目がある(上方視での眼瞼下垂の項目もある)。
5. 排尿機能
❌ 誤り。排尿は自律神経の機能で、重症筋無力症の評価対象ではない。正しくはQMG scoreに排尿の項目は含まれない。

【試験対策ポイント】

QMG scoreの主な項目
• 眼:側方視での複視、上方視での眼瞼下垂、眼輪筋の筋力
• 球:嚥下(飲水)、構音(数を数える)
• 四肢・体幹:上肢・下肢の挙上保持時間、握力、頸部屈曲の保持
• 呼吸:努力性肺活量

• 重症筋無力症=意識・感覚・自律神経は保たれる、と結びつける

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