第59回 理学療法士国家試験 午前 第62問
生理学第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第62問(生理学)の正答は 3・5 です。運動単位とは、1つのα運動ニューロンと、それが支配する筋線維の集まりである。
問題
運動単位で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 運動単位には求心性線維が含まれる。
- 2. 筋を徐々に収縮すると大きな運動単位が先に活動を始める。
- 3. 筋が収縮する際に運動単位の数が増加していく過程を動員という。 ✓
- 4. 細かい動きが要求される筋は一つの運動ニューロンが支配する筋線維数が多い。
- 5. 一つの運動ニューロンを刺激すると、その支配下にある筋線維が同時に収縮する。 ✓
正答:3・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.3%難問
52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3・5番 — 筋が収縮する際に運動単位の数が増加していく過程を動員という。・一つの運動ニューロンを刺激すると、その支配下にある筋線維が同時に収縮する。
運動単位とは、1つのα運動ニューロンと、それが支配する筋線維の集まりである。力を強めるとき運動単位の数が増える過程を動員といい、1つの運動ニューロンが興奮すると支配下の筋線維はそろって収縮する。
【各選択肢の解説】
1. 運動単位には求心性線維が含まれる。
❌ 誤り。正しくは運動単位は運動ニューロン(遠心性)とその支配筋線維からなり、求心性線維は含まれない。
❌ 誤り。正しくは運動単位は運動ニューロン(遠心性)とその支配筋線維からなり、求心性線維は含まれない。
2. 筋を徐々に収縮すると大きな運動単位が先に活動を始める。
❌ 誤り。正しくは小さな運動単位から先に活動し、力が強まるにつれて大きな運動単位が加わる(Hennemanのサイズの原理)。
❌ 誤り。正しくは小さな運動単位から先に活動し、力が強まるにつれて大きな運動単位が加わる(Hennemanのサイズの原理)。
3. 筋が収縮する際に運動単位の数が増加していく過程を動員という。
✅ 正しい(=正答)。活動する運動単位の数を増やすこと(動員)と、発火頻度を上げることで筋力が調節される。
✅ 正しい(=正答)。活動する運動単位の数を増やすこと(動員)と、発火頻度を上げることで筋力が調節される。
4. 細かい動きが要求される筋は一つの運動ニューロンが支配する筋線維数が多い。
❌ 誤り。正しくは細かい動きを行う筋(外眼筋・手内筋など)は1つの運動ニューロンが支配する筋線維数が少ない。大きな力を出す筋(下肢の大きな筋など)は多い。
❌ 誤り。正しくは細かい動きを行う筋(外眼筋・手内筋など)は1つの運動ニューロンが支配する筋線維数が少ない。大きな力を出す筋(下肢の大きな筋など)は多い。
5. 一つの運動ニューロンを刺激すると、その支配下にある筋線維が同時に収縮する。
✅ 正しい(=正答)。1つの運動ニューロンの活動電位は支配下の全筋線維に伝わり、それらがそろって収縮する。
✅ 正しい(=正答)。1つの運動ニューロンの活動電位は支配下の全筋線維に伝わり、それらがそろって収縮する。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運動単位 | α運動ニューロン1個+その支配筋線維 |
| 動員の順 | 小さい運動単位 → 大きい運動単位(サイズの原理) |
| 筋力の調節 | 動員数の増加+発火頻度の増加 |
| 神経支配比 | 細かい動きの筋は小さい/大きな力の筋は大きい |
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