PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午前 第65問

生理学第59回午前

第59回 理学療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 3 です。線維素溶解(線溶)系は、できたフィブリン(血栓)を溶かすしくみである。

問題
線維素溶解系で働く因子はどれか。
  1. 1. カルシウムイオン
  2. 2. フィブリノゲン
  3. 3. プラスミノゲン ✓
  4. 4. プロトロンビン
  5. 5. von Willebrand因子

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 45.5%難問

55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — プラスミノゲン

線維素溶解(線溶)系は、できたフィブリン(血栓)を溶かすしくみである。プラスミノゲンが組織プラスミノゲン活性化因子(t-PA)などでプラスミンになり、フィブリンを分解する。他の選択肢は凝固・止血の側の因子である。


【各選択肢の解説】

1. カルシウムイオン
❌ 誤り。正しくはカルシウムイオンは凝固第Ⅳ因子で、凝固の反応を進める側に働く。
2. フィブリノゲン
❌ 誤り。正しくはフィブリノゲン(凝固第Ⅰ因子)はトロンビンによってフィブリンに変わり、血栓をつくる側の因子である。
3. プラスミノゲン
✅ 正しい(=正答)。活性化されてプラスミンとなり、フィブリンを分解する線溶系の中心となる因子である。
4. プロトロンビン
❌ 誤り。正しくはプロトロンビン(凝固第Ⅱ因子)は活性化されてトロンビンとなり、フィブリノゲンをフィブリンに変える凝固系の因子である。
5. von Willebrand因子
❌ 誤り。正しくはvon Willebrand因子は血小板を血管内皮下に粘着させる一次止血の因子で、凝固第Ⅷ因子を安定化させる働きもある。

【試験対策ポイント】

系主な流れ
一次止血血小板の粘着(von Willebrand因子)・凝集
凝固系プロトロンビン → トロンビン、フィブリノゲン → フィブリン
線溶系プラスミノゲン → プラスミン → フィブリン分解
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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