第59回 理学療法士国家試験 午前 第66問
生理学第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第66問(生理学)の正答は 1 です。免疫グロブリン5種類の特徴を見分ける問題である。
問題
免疫グロブリンで正しいのはどれか。
- 1. IgG は胎盤を透過する。 ✓
- 2. IgM は唾液に含まれる。
- 3. IgD は肥満細胞を活性化する。
- 4. IgA は血漿中に占める割合が最も多い。
- 5. T 細胞が抗原の刺激を受けて産生する。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.3%標準
52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — IgG は胎盤を透過する。
免疫グロブリン5種類の特徴を見分ける問題である。胎盤を通過できるのはIgGだけで、新生児は母体由来のIgGで生後しばらく感染から守られる。
【各選択肢の解説】
1. IgG は胎盤を透過する。
✅ 正しい(=正答)。母体のIgGが胎盤を通って胎児に移行する。
✅ 正しい(=正答)。母体のIgGが胎盤を通って胎児に移行する。
2. IgM は唾液に含まれる。
❌ 誤り。正しくは唾液・涙・母乳などの外分泌液に主に含まれるのは分泌型IgAである。IgMは五量体の大きな抗体で、感染の初期に最初につくられる。
❌ 誤り。正しくは唾液・涙・母乳などの外分泌液に主に含まれるのは分泌型IgAである。IgMは五量体の大きな抗体で、感染の初期に最初につくられる。
3. IgD は肥満細胞を活性化する。
❌ 誤り。正しくは肥満細胞に結合してこれを活性化し、Ⅰ型アレルギーを起こすのはIgEである。IgDは主にB細胞の表面に抗原受容体として存在する。
❌ 誤り。正しくは肥満細胞に結合してこれを活性化し、Ⅰ型アレルギーを起こすのはIgEである。IgDは主にB細胞の表面に抗原受容体として存在する。
4. IgA は血漿中に占める割合が最も多い。
❌ 誤り。正しくは血漿中で最も多い免疫グロブリンはIgGである。IgAは粘膜や外分泌液での防御が中心である。
❌ 誤り。正しくは血漿中で最も多い免疫グロブリンはIgGである。IgAは粘膜や外分泌液での防御が中心である。
5. T 細胞が抗原の刺激を受けて産生する。
❌ 誤り。正しくは抗体(免疫グロブリン)を産生するのはB細胞が分化した形質細胞である。T細胞は細胞性免疫やB細胞への補助を担う。
❌ 誤り。正しくは抗体(免疫グロブリン)を産生するのはB細胞が分化した形質細胞である。T細胞は細胞性免疫やB細胞への補助を担う。
【試験対策ポイント】
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| IgG | 血中で最多・胎盤を通過 |
| IgA | 分泌型が唾液・母乳などに含まれる(粘膜の防御) |
| IgM | 五量体・感染初期に最初につくられる |
| IgE | 肥満細胞に結合・Ⅰ型アレルギー |
| IgD | B細胞表面の抗原受容体 |
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