PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午前 第85問

人間発達学第59回午前

第59回 理学療法士国家試験 午前 第85問(人間発達学)の正答は 5 です。対称性緊張性頸反射(STNR)は生後3〜4ヶ月頃に出現する原始反射で、出生時には未だ出現していません。

問題
出生時に出現していないのはどれか。
  1. 1. Moro反射
  2. 2. Galant反射
  3. 3. Babinski反射
  4. 4. 緊張性迷路反射
  5. 5. 対称性緊張性頸反射

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 対称性緊張性頸反射

対称性緊張性頸反射(STNR)は生後3〜4ヶ月頃に出現する原始反射で、出生時には未だ出現していません。一方、他の4つの反射は全て出生時に既に出現しています。


【各選択肢の解説】

1. Moro反射
✅ 正しい。出生時に出現する原始反射で、驚愕刺激に対して両上肢が外転・伸展する反応です。生後3〜4ヶ月で消失します。
2. Galant反射
✅ 正しい。出生時に出現する原始反射で、脊椎側面への刺激に対して体幹が刺激側に彎曲する反応です。生後3〜9ヶ月で消失します。
3. Babinski反射
✅ 正しい。出生時に出現する原始反射で、足底外側への刺激に対して足趾が開く反応です。生後1〜2年で消失し、以後は底屈反応に変わります。
4. 緊張性迷路反射(TLR)
✅ 正しい。出生時に出現する原始反射で、頭部位置の変化により全身の筋緊張が変わる反応です。生後3ヶ月以降に統合されます。
5. 対称性緊張性頸反射(STNR)
❌ 誤り。出生時には出現せず、生後3〜4ヶ月で初めて出現する原始反射です。頸部伸展時に上肢伸展・下肢屈曲、頸部屈曲時に上肢屈曲・下肢伸展が起こります。

【試験対策ポイント】

・出生時出現:Moro、Galant、Babinski、TLR
・生後3〜4ヶ月出現:STNR(対称性緊張性頸反射)
・STNR出現は発達段階の重要な指標で、四つ這いへの移行と関連

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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