第59回 理学療法士国家試験 午前 第89問
神経内科学第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第89問(神経内科学)の正答は 2 です。日本の外傷性脊髄損傷は、近年の全国調査では高齢者が平地で転倒して起こす頸髄損傷が多く、損傷部位は頸髄損傷が大半を占める。
問題
外傷性脊髄損傷で正しいのはどれか。
- 1. 男性より女性に多い。
- 2. 頸髄損傷が胸腰髄損傷より多い。 ✓
- 3. 交通事故による受傷が最も多い。
- 4. 発症者の年齢は20歳代が最も多い。
- 5. 頸髄損傷では完全麻痺者の比率が高い。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.4%難問
62人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 頸髄損傷が胸腰髄損傷より多い。
日本の外傷性脊髄損傷は、近年の全国調査では高齢者が平地で転倒して起こす頸髄損傷が多く、損傷部位は頸髄損傷が大半を占める。骨折・脱臼を伴わない頸髄損傷では不全麻痺が多い。
【各選択肢の解説】
1. 男性より女性に多い。
❌ 誤り。正しくは、男性に多い。
❌ 誤り。正しくは、男性に多い。
2. 頸髄損傷が胸腰髄損傷より多い。(=正答)
✅ 正しい。損傷部位では頸髄損傷が多数を占める。高齢者では脊柱管が狭いことが多く、軽い外力でも頸髄損傷を起こしやすい。
✅ 正しい。損傷部位では頸髄損傷が多数を占める。高齢者では脊柱管が狭いことが多く、軽い外力でも頸髄損傷を起こしやすい。
3. 交通事故による受傷が最も多い。
❌ 誤り。かつての調査では交通事故が最も多かったが、高齢化とともに順位が変わった。正しくは、近年の全国調査では転倒が最も多い原因である。
❌ 誤り。かつての調査では交通事故が最も多かったが、高齢化とともに順位が変わった。正しくは、近年の全国調査では転倒が最も多い原因である。
4. 発症者の年齢は20歳代が最も多い。
❌ 誤り。若年者の受傷もあるが、正しくは、近年の全国調査では高齢者の受傷が最も多い。
❌ 誤り。若年者の受傷もあるが、正しくは、近年の全国調査では高齢者の受傷が最も多い。
5. 頸髄損傷では完全麻痺者の比率が高い。
❌ 誤り。正しくは、頸髄損傷では不全麻痺のほうが多い。高齢者の転倒による骨傷のない頸髄損傷では、中心性頸髄損傷のような不全麻痺の形をとることが多い。
❌ 誤り。正しくは、頸髄損傷では不全麻痺のほうが多い。高齢者の転倒による骨傷のない頸髄損傷では、中心性頸髄損傷のような不全麻痺の形をとることが多い。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 近年の日本の傾向 |
|---|---|
| 性別 | 男性に多い |
| 年齢 | 高齢者に多い |
| 原因 | 転倒が最多(交通事故は以前より減少) |
| 部位 | 頸髄損傷が大半 |
| 麻痺 | 頸髄損傷では不全麻痺が多い |
- 「若い男性の交通事故」は古い調査の像。高齢化で「高齢者の転倒による不全頸髄損傷」に変わった
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