第59回 理学療法士国家試験 午前 第96問
臨床心理学第59回午前
第59回 理学療法士国家試験 午前 第96問(臨床心理学)の正答は 2 です。統合失調症の予後不良因子としては、若年発症・緩やかな(潜行性の)発症・男性・未治療期間が長いこと・陰性症状が目立つことなどが挙げられる。
問題
統合失調症で正しいのはどれか。
- 1. 急性発症は予後が悪い。
- 2. 若年発症は予後が悪い。 ✓
- 3. 女性は男性より予後が悪い。
- 4. 男性の発症率は女性の約2倍である。
- 5. 発症から治療開始までの期間と予後は無関係である。
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.6%難問
79人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 若年発症は予後が悪い。
統合失調症の予後不良因子としては、若年発症・緩やかな(潜行性の)発症・男性・未治療期間が長いこと・陰性症状が目立つことなどが挙げられる。
【各選択肢の解説】
1. 急性発症は予後が悪い。
❌ 誤り。正しくは、急性発症は予後が比較的良いとされ、気づかれないまま緩やかに始まる潜行性の発症のほうが予後不良である。
❌ 誤り。正しくは、急性発症は予後が比較的良いとされ、気づかれないまま緩やかに始まる潜行性の発症のほうが予後不良である。
2. 若年発症は予後が悪い。(=正答)
✅ 正しい。発症が早いと社会的な技能や学業・職業経験を積む前に病気が始まり、陰性症状も残りやすいため、予後不良因子とされる。
✅ 正しい。発症が早いと社会的な技能や学業・職業経験を積む前に病気が始まり、陰性症状も残りやすいため、予後不良因子とされる。
3. 女性は男性より予後が悪い。
❌ 誤り。正しくは、男性のほうが予後が悪いとされる。男性は発症年齢が早い傾向がある。
❌ 誤り。正しくは、男性のほうが予後が悪いとされる。男性は発症年齢が早い傾向がある。
4. 男性の発症率は女性の約2倍である。
❌ 誤り。正しくは、発症率に2倍もの男女差はなく、生涯の有病率はおおむね同程度である。男女で違いが目立つのは発症年齢(男性のほうが早い)である。
❌ 誤り。正しくは、発症率に2倍もの男女差はなく、生涯の有病率はおおむね同程度である。男女で違いが目立つのは発症年齢(男性のほうが早い)である。
5. 発症から治療開始までの期間と予後は無関係である。
❌ 誤り。正しくは、発症から治療開始までの期間(精神病未治療期間)が長いほど予後が悪いとされ、早期発見・早期治療が重視される。
❌ 誤り。正しくは、発症から治療開始までの期間(精神病未治療期間)が長いほど予後が悪いとされ、早期発見・早期治療が重視される。
【試験対策ポイント】
| 予後良好の方向 | 予後不良の方向 |
|---|---|
| 急性発症 | 潜行性発症 |
| 遅い発症 | 若年発症 |
| 女性 | 男性 |
| 陽性症状が中心 | 陰性症状が目立つ |
| 未治療期間が短い | 未治療期間が長い |
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