第59回 理学療法士国家試験 午後 第23問
神経疾患理学療法第59回午後
第59回 理学療法士国家試験 午後 第23問(神経疾患理学療法)の正答は 1 です。内部モデルとは、運動指令とその結果起こる身体の動き・感覚の関係を脳内に写し取ったものである。
問題
運動制御における内部モデル形成で重要な役割をもつ中枢神経系はどれか。
- 1. 小脳 ✓
- 2. 中脳
- 3. 視床下部
- 4. 大脳皮質
- 5. 大脳辺縁系
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 82.4%やさしい
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 小脳
内部モデルとは、運動指令とその結果起こる身体の動き・感覚の関係を脳内に写し取ったものである。小脳は予測した結果と実際の感覚入力との誤差をもとにこの対応関係を学習・更新し、予測的な運動制御と運動学習(運動適応)を支える。
【各選択肢の解説】
1. 小脳(=正答)
✅ 正しい。小脳は誤差の情報をもとに内部モデルを形成・更新し、運動を予測的に調整する。小脳が障害されると、運動の予測的な制御や運動適応が損なわれ、協調運動障害が生じる。
✅ 正しい。小脳は誤差の情報をもとに内部モデルを形成・更新し、運動を予測的に調整する。小脳が障害されると、運動の予測的な制御や運動適応が損なわれ、協調運動障害が生じる。
2. 中脳
❌ 誤り。中脳には動眼神経核・滑車神経核、上丘、赤核、黒質などがあり、眼球運動や姿勢反射などに関わる。正しくは、内部モデルの形成で中心的な役割をもつのは小脳である。
❌ 誤り。中脳には動眼神経核・滑車神経核、上丘、赤核、黒質などがあり、眼球運動や姿勢反射などに関わる。正しくは、内部モデルの形成で中心的な役割をもつのは小脳である。
3. 視床下部
❌ 誤り。視床下部の主な役割は自律神経系と内分泌系の統合(体温・摂食・飲水などの調節)である。正しくは、運動制御の内部モデルは小脳で形成される。
❌ 誤り。視床下部の主な役割は自律神経系と内分泌系の統合(体温・摂食・飲水などの調節)である。正しくは、運動制御の内部モデルは小脳で形成される。
4. 大脳皮質
❌ 誤り。大脳皮質(運動野・運動前野・補足運動野など)は運動の計画や運動指令の出力を担う。正しくは、誤差をもとに内部モデルを形成・更新する中心は小脳である。
❌ 誤り。大脳皮質(運動野・運動前野・補足運動野など)は運動の計画や運動指令の出力を担う。正しくは、誤差をもとに内部モデルを形成・更新する中心は小脳である。
5. 大脳辺縁系
❌ 誤り。大脳辺縁系は情動や記憶に関わる。正しくは、運動制御の内部モデル形成で重要なのは小脳である。
❌ 誤り。大脳辺縁系は情動や記憶に関わる。正しくは、運動制御の内部モデル形成で重要なのは小脳である。
【試験対策ポイント】
- 小脳:内部モデル・誤差学習・運動適応・協調運動
- 大脳基底核:運動の開始・選択、報酬にもとづく学習と結びつけて問われやすい
- 視床下部:自律神経・内分泌
- 大脳辺縁系:情動・記憶
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