PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午後 第37問

神経疾患理学療法第59回午後

第59回 理学療法士国家試験 午後 第37問(神経疾患理学療法)の正答は 3 です。上位運動ニューロン障害の症状は、陰性徴候(本来ある機能が失われる:運動麻痺・筋力低下・巧緻性低下)と陽性徴候(抑制が外れて異常な活動が現れる:痙縮・腱反射亢進・共同運動・連合反応など)に分けられる。

問題
痙直型脳性麻痺児の陽性徴候はどれか。
  1. 1. 運動麻痺
  2. 2. 感覚障害
  3. 3. 共同運動 ✓
  4. 4. 筋力低下
  5. 5. 巧緻運動障害

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 21.3%難問

47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 共同運動

上位運動ニューロン障害の症状は、陰性徴候(本来ある機能が失われる:運動麻痺・筋力低下・巧緻性低下)と陽性徴候(抑制が外れて異常な活動が現れる:痙縮・腱反射亢進・共同運動・連合反応など)に分けられる。選択肢のうち陽性徴候は共同運動だけである。


【各選択肢の解説】

1. 運動麻痺
❌ 誤り。運動麻痺は随意運動の機能が失われる症状である。正しくは陰性徴候である。
2. 感覚障害
❌ 誤り。感覚障害は感覚の機能が低下・消失する症状である。正しくは陰性徴候にあたる。
3. 共同運動(=正答)
✅ 正しい。個々の関節を分離して動かせず、決まった組み合わせの運動パターンが現れる。抑制が外れて現れる異常な運動であり、陽性徴候である。
4. 筋力低下
❌ 誤り。筋力低下は筋力を発揮する機能が失われる症状である。正しくは陰性徴候である。
5. 巧緻運動障害
❌ 誤り。巧緻運動障害は細かく器用に動かす機能が失われる症状である。正しくは陰性徴候である。

【試験対策ポイント】

分類例
陽性徴候痙縮・腱反射亢進・クローヌス・病的反射・共同運動・連合反応
陰性徴候運動麻痺・筋力低下・巧緻性の低下・易疲労性

「異常なものが出てくる」=陽性、「本来の機能が無くなる」=陰性、で分ける。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「神経内科学」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第59回 全問一覧

▶ 神経疾患理学療法 の過去問一覧

▶ 「脳性麻痺・小児」の過去問88問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)