第59回 理学療法士国家試験 午後 第40問
神経疾患理学療法第59回午後
第59回 理学療法士国家試験 午後 第40問(神経疾患理学療法)の正答は 3 です。末梢神経障害による運動失調は、深部感覚(固有感覚)の障害による感覚性運動失調である。
問題
末梢神経障害による感覚障害に伴う運動失調の治療法で適切でないのはどれか。
- 1. 重錘負荷
- 2. 弾性緊縛帯
- 3. 電気刺激療法 ✓
- 4. 姿勢鏡を用いた立位練習
- 5. 歩行補助具を用いた歩行練習
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.4%難問
36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 電気刺激療法
末梢神経障害による運動失調は、深部感覚(固有感覚)の障害による感覚性運動失調である。治療は、残っている感覚入力を強める(重錘負荷・弾性緊縛帯)、視覚で代償する(姿勢鏡)、支持基底面を広げる(歩行補助具)が柱となる。電気刺激療法はこの枠組みに入らない。
【各選択肢の解説】
1. 重錘負荷
✅ 正しい。適切である。四肢や体幹に重りをつけて固有感覚の入力を増やし、動きを安定させる。
✅ 正しい。適切である。四肢や体幹に重りをつけて固有感覚の入力を増やし、動きを安定させる。
2. 弾性緊縛帯
✅ 正しい。適切である。四肢の近位部などに弾性包帯を巻いて皮膚・深部の感覚入力を増やし、関節の動揺を抑える。
✅ 正しい。適切である。四肢の近位部などに弾性包帯を巻いて皮膚・深部の感覚入力を増やし、関節の動揺を抑える。
3. 電気刺激療法(=正答)
❌ 誤り(適切でない)。電気刺激療法は筋力増強や疼痛緩和などに用いる手段で、感覚性運動失調の治療法として位置づけられていない。正しくは、感覚入力の増強・視覚による代償・支持基底面の拡大で運動の安定を図る。
❌ 誤り(適切でない)。電気刺激療法は筋力増強や疼痛緩和などに用いる手段で、感覚性運動失調の治療法として位置づけられていない。正しくは、感覚入力の増強・視覚による代償・支持基底面の拡大で運動の安定を図る。
4. 姿勢鏡を用いた立位練習
✅ 正しい。適切である。失われた固有感覚を視覚で代償し、姿勢を修正しながら練習する。
✅ 正しい。適切である。失われた固有感覚を視覚で代償し、姿勢を修正しながら練習する。
5. 歩行補助具を用いた歩行練習
✅ 正しい。適切である。杖や歩行器で支持基底面を広げ、上肢からの感覚入力も使って歩行を安定させる。
✅ 正しい。適切である。杖や歩行器で支持基底面を広げ、上肢からの感覚入力も使って歩行を安定させる。
【試験対策ポイント】
| 方法 | ねらい |
|---|---|
| 重錘負荷・弾性緊縛帯 | 固有感覚の入力を増やす |
| 姿勢鏡・視覚的フィードバック | 視覚で代償する |
| 杖・歩行器 | 支持基底面を広げる |
感覚性運動失調は閉眼で悪化する(Romberg徴候陽性)=視覚による代償が効く。
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