第59回 理学療法士国家試験 午後 第70問
運動学第59回午後
第59回 理学療法士国家試験 午後 第70問(運動学)の正答は 2 です。肩関節の主な内旋筋は肩甲下筋・大胸筋・広背筋・大円筋で、いずれも上腕骨の前面側(小結節・小結節稜・大結節稜)に停止する。
問題
肩甲上腕関節の内旋作用をもつのはどれか。
- 1. 棘下筋
- 2. 広背筋 ✓
- 3. 小円筋
- 4. 三角筋後部線維
- 5. 上腕二頭筋長頭
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.3%標準
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 広背筋
肩関節の主な内旋筋は肩甲下筋・大胸筋・広背筋・大円筋で、いずれも上腕骨の前面側(小結節・小結節稜・大結節稜)に停止する。広背筋は小結節稜に停止し、肩関節の伸展・内転・内旋に働く。外旋筋は大結節の後ろ側に停止する棘下筋・小円筋で、ここを取り違えさせる問題である。
【各選択肢の解説】
1. 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋は棘下窩から起こり大結節に停止する回旋筋腱板の一つである。正しくは肩関節の外旋筋である。
❌ 誤り。棘下筋は棘下窩から起こり大結節に停止する回旋筋腱板の一つである。正しくは肩関節の外旋筋である。
2. 広背筋
✅ 正しい(=正答)。下位胸椎・腰椎の棘突起、胸腰筋膜、腸骨稜などから起こり、上腕骨の小結節稜に停止する。肩関節の伸展・内転・内旋に働く。
✅ 正しい(=正答)。下位胸椎・腰椎の棘突起、胸腰筋膜、腸骨稜などから起こり、上腕骨の小結節稜に停止する。肩関節の伸展・内転・内旋に働く。
3. 小円筋
❌ 誤り。小円筋は肩甲骨外側縁から起こり大結節に停止する。正しくは棘下筋とともに肩関節の外旋筋である。
❌ 誤り。小円筋は肩甲骨外側縁から起こり大結節に停止する。正しくは棘下筋とともに肩関節の外旋筋である。
4. 三角筋後部線維
❌ 誤り。三角筋後部線維は肩甲棘から起こる。正しくは肩関節の伸展・水平外転・外旋に働き、内旋には働かない。
❌ 誤り。三角筋後部線維は肩甲棘から起こる。正しくは肩関節の伸展・水平外転・外旋に働き、内旋には働かない。
5. 上腕二頭筋長頭
❌ 誤り。上腕二頭筋は肩甲骨の関節上結節(長頭)・烏口突起(短頭)から起こり橈骨粗面に停止する。正しくは主作用は肘関節屈曲・前腕回外で、肩関節では屈曲を補助する。
❌ 誤り。上腕二頭筋は肩甲骨の関節上結節(長頭)・烏口突起(短頭)から起こり橈骨粗面に停止する。正しくは主作用は肘関節屈曲・前腕回外で、肩関節では屈曲を補助する。
【試験対策ポイント】
| 作用 | 主な筋 |
|---|---|
| 肩関節内旋 | 肩甲下筋・大胸筋・広背筋・大円筋・三角筋前部線維 |
| 肩関節外旋 | 棘下筋・小円筋・三角筋後部線維 |
回旋筋腱板のうち内旋筋は肩甲下筋だけ(小結節に停止)、棘上筋・棘下筋・小円筋は大結節に停止する。
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