PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午後 第89問

整形外科学第59回午後

第59回 理学療法士国家試験 午後 第89問(整形外科学)の正答は 3 です。後縦靱帯骨化症(OPLL)は脊髄圧迫により進行性の脊髄症を引き起こし、痙性麻痺(上位運動ニューロン障害)が生じる典型的な症状である。

問題
後縦靱帯骨化症で正しいのはどれか。
  1. 1. 日本人より欧米人に多い。
  2. 2. 腰椎部に最も多く発生する。
  3. 3. 進行すれば痙性麻痺を生じる。
  4. 4. 発症は遺伝の影響を受けない。
  5. 5. 有病率は男性より女性が高い。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 40%参考値

10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 進行すれば痙性麻痺を生じる。

後縦靱帯骨化症(OPLL)は脊髄圧迫により進行性の脊髄症を引き起こし、痙性麻痺(上位運動ニューロン障害)が生じる典型的な症状である。


【各選択肢の解説】

1. 日本人より欧米人に多い。
❌ 誤り。OPLLは日本人に圧倒的に多く、特に東アジア人での有病率が高い。欧米人での発症はまれである。
2. 腰椎部に最も多く発生する。
❌ 誤り。OPLLは頸椎部に最も多く発生する。腰椎での骨化はまれで、胸椎や腰椎での発症頻度は低い。
3. 進行すれば痙性麻痺を生じる。
✅ 正しい。脊髄の圧迫が進行すると、脊髄損傷により上位運動ニューロン障害である痙性麻痺が生じる。これはOPLLの主要な臨床症状である。
4. 発症は遺伝の影響を受けない。
❌ 誤り。OPLLは遺伝的背景が関与することが知られており、家族内での発症報告も存在する。遺伝的素因が発症に影響を及ぼす。
5. 有病率は男性より女性が高い。
❌ 誤り。OPLLは男性の有病率が女性より高く、特に40~60代の男性での発症が多い。

【試験対策ポイント】

• OPLLは日本人(東アジア人)に多い疾患
• 発症部位は頸椎が圧倒的に多い
• 脊髄圧迫による痙性麻痺が典型症状
• 遺伝的素因が発症に関与

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「神経内科学」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 12科目・全84章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第59回 全問一覧

▶ 整形外科学 の過去問一覧

▶ 「脊椎疾患・腰痛」の過去問33問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)