PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午後 第92問

内科学・臨床医学第59回午後
先天性心疾患の中で頻度が高いのはどれか。 1. 三尖弁狭窄症 2. 動脈管開存症 3. 肺動脈狭窄症 4. 心室中隔欠損症 5. 心房中隔欠損症
  1. 1. 三尖弁狭窄症
  2. 2. 動脈管開存症
  3. 3. 肺動脈狭窄症
  4. 4. 心室中隔欠損症 ✓
  5. 5. 心房中隔欠損症

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — 心室中隔欠損症 心室中隔欠損症(VSD)は先天性心疾患の中で最も頻度が高く、全先天性心疾患の約30~35%を占めます。左右の心室を分ける心室中隔に孔が開いた状態で、左心室から右心室へ血液がシャントします。 --- 【各選択肢の解説】 1. 三尖弁狭窄症 ❌ 誤り。先天性心疾患の中では比較的稀な疾患で、他の構造異常に比べて頻度は低いです。 2. 動脈管開存症 ❌ 誤り。先天性心疾患の約5~10%程度の頻度で、頻度の高い疾患ですが心室中隔欠損症には及びません。 3. 肺動脈狭窄症 ❌ 誤り。先天性心疾患の約5~8%程度の頻度で、心室中隔欠損症より少ないです。 4. 心室中隔欠損症 ✅ 正しい。先天性心疾患の中で最も頻度が高く、約30~35%を占めます。左右の心室間に欠損孔があり、左心室からの圧により左→右シャントが生じます。 5. 心房中隔欠損症 ❌ 誤り。先天性心疾患の約10~15%程度の頻度で、心室中隔欠損症に次ぐ頻度ですが、最高ではありません。 --- 【試験対策ポイント】 • 心室中隔欠損症:先天性心疾患の約30~35%(最頻) • 心房中隔欠損症:約10~15%(第2位) • 動脈管開存症・肺動脈狭窄症:各5~10%程度
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