PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第59回 理学療法士国家試験 午後 第96問

臨床心理学第59回午後

第59回 理学療法士国家試験 午後 第96問(臨床心理学)の正答は 1 です。双極性障害はうつ病と比較して、発症年齢が平均5~10年早く、思春期から20代での発症が多いことが特徴です。

問題
うつ病と比較した場合の双極性障害の特徴はどれか。
  1. 1. 発症年齢が低い。
  2. 2. 生涯有病率が高い。
  3. 3. 遺伝的素因が少ない。
  4. 4. 自殺のリスクが低い。
  5. 5. 生涯有病率の男女差が大きい。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 発症年齢が低い。

双極性障害はうつ病と比較して、発症年齢が平均5~10年早く、思春期から20代での発症が多いことが特徴です。一方、うつ病は中高年での発症がより一般的です。


【各選択肢の解説】

1. 発症年齢が低い。
✅ 正しい。双極性障害は平均発症年齢が15~25歳であり、うつ病(平均40歳前後)より有意に若年です。
2. 生涯有病率が高い。
❌ 誤り。双極性障害の生涯有病率は約1~2%であり、うつ病の5~10%と比較して低いです。
3. 遺伝的素因が少ない。
❌ 誤り。双極性障害は遺伝的素因が強く、一卵性双生児の一致率は60~80%であり、うつ病の遺伝的寄与より大きいです。
4. 自殺のリスクが低い。
❌ 誤り。双極性障害の自殺リスクは10~20%と極めて高く、むしろうつ病以上の危険性があります。
5. 生涯有病率の男女差が大きい。
❌ 誤り。双極性障害は男女比がほぼ1:1で大きな差がなく、うつ病の方が2~3倍女性が多く差が大きいです。

【試験対策ポイント】

• 双極性障害:発症年齢が若い(15~25歳)、遺伝的素因が強い、自殺リスクが高い
• うつ病:中高年発症が多い、生涯有病率が高い(5~10%)、女性の比率が高い
• 鑑別診断では年齢層の違いが重要な臨床指標

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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