第60回 理学療法士国家試験 午前 第8問
義肢装具学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第8問(義肢装具学)の正答は 4 です。足関節離断(Syme切断)では、脛骨・腓骨の遠位を整え、踵部の皮膚と脂肪組織(ヒールパッド)を断端に残すため、断端の末端で体重を支えられる。
問題
60歳の男性。交通事故による右足部の開放骨折のため入院した。1週後に右足部の腫脹、熱感が出現し、右中足骨の骨髄炎と診断され、右足関節離断術が施行された。製作すべき義足はどれか。
- 1. PTB式下腿義足
- 2. TSB式下腿義足
- 3. 吸着式下腿義足
- 4. サイム義足 ✓
- 5. 足根中足義足
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.9%標準
131人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — サイム義足
足関節離断(Syme切断)では、脛骨・腓骨の遠位を整え、踵部の皮膚と脂肪組織(ヒールパッド)を断端に残すため、断端の末端で体重を支えられる。この切断に用いるのがサイム義足である。
【各選択肢の解説】
1. PTB式下腿義足
❌ 誤り。PTB式は膝蓋腱部で体重を受ける下腿切断用の義足である。正しくは、下腿切断に用いる。
❌ 誤り。PTB式は膝蓋腱部で体重を受ける下腿切断用の義足である。正しくは、下腿切断に用いる。
2. TSB式下腿義足
❌ 誤り。TSB式は断端の全表面で体重を受ける下腿切断用の義足である。正しくは、下腿切断に用いる。
❌ 誤り。TSB式は断端の全表面で体重を受ける下腿切断用の義足である。正しくは、下腿切断に用いる。
3. 吸着式下腿義足
❌ 誤り。吸着式はソケット内を陰圧にして懸垂する方式で、ここでは下腿切断用の義足である。正しくは、下腿切断に用いる。
❌ 誤り。吸着式はソケット内を陰圧にして懸垂する方式で、ここでは下腿切断用の義足である。正しくは、下腿切断に用いる。
4. サイム義足
✅ 正しい。足関節離断に対する義足で、断端末での荷重を生かす。
✅ 正しい。足関節離断に対する義足で、断端末での荷重を生かす。
5. 足根中足義足
❌ 誤り。足根中足義足は足部の部分切断(足根中足関節での離断など)に用いる。正しくは、足関節離断より遠位の切断に用いる。
❌ 誤り。足根中足義足は足部の部分切断(足根中足関節での離断など)に用いる。正しくは、足関節離断より遠位の切断に用いる。
【試験対策ポイント】
| 切断の高さ | 義足 |
|---|---|
| 足部の部分切断(リスフラン・ショパールなど) | 足根中足義足・足部義足 |
| 足関節離断(Syme切断) | サイム義足 |
| 下腿切断 | PTB式・TSB式などの下腿義足 |
- 選択肢に並ぶ「下腿義足」は、方式が違っても下腿切断用とまとめて外せる
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