第60回 理学療法士国家試験 午前 第17問
整形外科疾患理学療法第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第17問(整形外科疾患理学療法)の正答は 1・5 です。1と5はどちらも正しい記述である。
問題
75歳の男性。右変形性股関節症で歩行時に疼痛の訴えがあった。歩行時床反力の垂直分力(両側)を図に示す。右大腿直筋が活動する期はどれか。
- 1. ① ✓
- 2. ②
- 3. ③
- 4. ④
- 5. ⑤ ✓
正答:1・5番(いずれでも正解)
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.3%難問
70人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:1・5番 — ①・⑤
1と5はどちらも正しい記述である。見分けの軸は、床反力垂直分力の山と谷を歩行周期の相に読み替えることと、大腿直筋が膝伸展(大腿四頭筋)と股関節屈曲(二関節筋)の両方の役割で働く時期を知っていることである。
図は右下肢(実線)と左下肢(破線)の垂直分力で、右の立脚期を5つに区切っている。①=右の踵接地から第1の山まで(荷重応答期)、②③=山と谷の間(立脚中期〜立脚終期)、④=第2の山から左の接地まで(立脚終期)、⑤=左が接地してから右が離地するまで(両脚支持=前遊脚期)にほぼあたる。
【各選択肢の解説】
1. ①
✅ 正しい。荷重応答期は大腿四頭筋が膝の屈曲を遠心性に制御する時期で、大腿直筋も四頭筋の一部としてこの時期に活動する。
✅ 正しい。荷重応答期は大腿四頭筋が膝の屈曲を遠心性に制御する時期で、大腿直筋も四頭筋の一部としてこの時期に活動する。
2. ②
❌ 誤り。立脚中期は床反力が膝の近くから前方を通り、膝伸展筋の活動は小さい。正しくは、大腿直筋が活動するのは荷重応答期(①)と前遊脚期(⑤)である。
❌ 誤り。立脚中期は床反力が膝の近くから前方を通り、膝伸展筋の活動は小さい。正しくは、大腿直筋が活動するのは荷重応答期(①)と前遊脚期(⑤)である。
3. ③
❌ 誤り。立脚中期の後半〜立脚終期で、大腿直筋の主な活動期ではない。正しくは、①と⑤が活動期である。
❌ 誤り。立脚中期の後半〜立脚終期で、大腿直筋の主な活動期ではない。正しくは、①と⑤が活動期である。
4. ④
❌ 誤り。立脚終期は股関節が伸展していく時期で、大腿直筋の主な活動期ではない。正しくは、反対側が接地した後の前遊脚期(⑤)から活動する。
❌ 誤り。立脚終期は股関節が伸展していく時期で、大腿直筋の主な活動期ではない。正しくは、反対側が接地した後の前遊脚期(⑤)から活動する。
5. ⑤
✅ 正しい。前遊脚期は股関節屈曲で下肢を振り出す準備をする時期で、二関節筋の大腿直筋が活動する。
✅ 正しい。前遊脚期は股関節屈曲で下肢を振り出す準備をする時期で、二関節筋の大腿直筋が活動する。
【試験対策ポイント】
- 垂直分力:第1の山=荷重応答期、谷=立脚中期、第2の山=立脚終期、反対側の接地以降=前遊脚期
- 大腿直筋の活動=荷重応答期(膝の制御)と前遊脚期〜遊脚初期(股屈曲での振り出し)の2つ
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