第60回 理学療法士国家試験 午前 第19問
理学療法評価学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第19問(理学療法評価学)の正答は 4 です。ROMの図は基本軸・移動軸・肢位の3点を基準(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)と照らす。
問題
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)を図に示す。正しいのはどれか。
- 1. 肩甲骨挙上
- 2. 肩水平伸展
- 3. 股伸展
- 4. 膝屈曲 ✓
- 5. 足底屈(屈曲)
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 73.8%やさしい
65人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 膝屈曲
ROMの図は基本軸・移動軸・肢位の3点を基準(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)と照らす。4は大腿骨に沿った基本軸、下腿(腓骨)に沿った移動軸で、股関節を曲げた肢位から膝を曲げる向きに角度をとっており、膝屈曲の基準どおりである。
【各選択肢の解説】
1. 肩甲骨挙上
❌ 誤り。図は正面から描かれ、水平の線は肩峰より低い位置を通り、斜めの線も胸骨上縁から引かれていない。正しくは、背面から、基本軸=両側の肩峰を結ぶ線、移動軸=肩峰と胸骨上縁を結ぶ線で測る。
❌ 誤り。図は正面から描かれ、水平の線は肩峰より低い位置を通り、斜めの線も胸骨上縁から引かれていない。正しくは、背面から、基本軸=両側の肩峰を結ぶ線、移動軸=肩峰と胸骨上縁を結ぶ線で測る。
2. 肩水平伸展
❌ 誤り。図は基準の水平伸展の表示と一致しない。正しくは、座位・肩関節90°外転位を0°とし、基本軸=肩峰を通る矢状面への垂直線、移動軸=上腕骨で、上方から見て上腕を体の後方へ動かした角度を測る(参考可動域30°)。
❌ 誤り。図は基準の水平伸展の表示と一致しない。正しくは、座位・肩関節90°外転位を0°とし、基本軸=肩峰を通る矢状面への垂直線、移動軸=上腕骨で、上方から見て上腕を体の後方へ動かした角度を測る(参考可動域30°)。
3. 股伸展
❌ 誤り。図は腹臥位だが、挙上した下肢の膝が曲がっている。正しくは、腹臥位・膝伸展位で、基本軸=体幹と平行な線、移動軸=大腿骨で測る。
❌ 誤り。図は腹臥位だが、挙上した下肢の膝が曲がっている。正しくは、腹臥位・膝伸展位で、基本軸=体幹と平行な線、移動軸=大腿骨で測る。
4. 膝屈曲
✅ 正しい。基本軸=大腿骨、移動軸=腓骨で、股関節屈曲位で膝を曲げた角度を測る基準どおりの図である。
✅ 正しい。基本軸=大腿骨、移動軸=腓骨で、股関節屈曲位で膝を曲げた角度を測る基準どおりの図である。
5. 足底屈(屈曲)
❌ 誤り。図は下腿を台の上に伸ばした肢位で描かれている。正しくは、膝関節屈曲位で、基本軸=腓骨への垂直線、移動軸=第5中足骨で測る。
❌ 誤り。図は下腿を台の上に伸ばした肢位で描かれている。正しくは、膝関節屈曲位で、基本軸=腓骨への垂直線、移動軸=第5中足骨で測る。
【試験対策ポイント】
| 運動 | 基本軸 | 移動軸 | 肢位 |
|---|---|---|---|
| 肩甲帯挙上 | 両側の肩峰を結ぶ線 | 肩峰と胸骨上縁を結ぶ線 | 背面から |
| 肩水平伸展 | 肩峰を通る矢状面への垂直線 | 上腕骨 | 肩90°外転位 |
| 股伸展 | 体幹と平行な線 | 大腿骨 | 腹臥位・膝伸展位 |
| 膝屈曲 | 大腿骨 | 腓骨 | 股関節屈曲位 |
| 足底屈 | 腓骨への垂直線 | 第5中足骨 | 膝屈曲位 |
(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 1995年)
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