第60回 理学療法士国家試験 午前 第34問
理学療法評価学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第34問(理学療法評価学)の正答は 3 です。Functional Reach Test〈FRT〉は、立位で上肢を肩の高さに挙げ、足を動かさずに前方へどれだけ手を伸ばせるかを、水平方向の距離で測る動的バランスの評価である。
問題
Functional Reach Test で正しいのはどれか。
- 1. 歩行速度の簡易予測に用いる。
- 2. リーチ時に踵を浮かせてよい。
- 3. リーチ距離の水平成分を測定する。 ✓
- 4. 両上肢をそろえて前方にリーチさせる。
- 5. SPPB〈Short Physical Performance Battery〉検査の一部である。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.6%標準
48人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — リーチ距離の水平成分を測定する。
Functional Reach Test〈FRT〉は、立位で上肢を肩の高さに挙げ、足を動かさずに前方へどれだけ手を伸ばせるかを、水平方向の距離で測る動的バランスの評価である。転倒リスクの評価に用いる。
【各選択肢の解説】
1. 歩行速度の簡易予測に用いる。
❌ 誤り。正しくは、前方へ重心を移す動的バランスの評価で、転倒リスクの評価に用いる。
❌ 誤り。正しくは、前方へ重心を移す動的バランスの評価で、転倒リスクの評価に用いる。
2. リーチ時に踵を浮かせてよい。
❌ 誤り。正しくは、足部を床から離さず、踏み出さずにリーチする。
❌ 誤り。正しくは、足部を床から離さず、踏み出さずにリーチする。
3. リーチ距離の水平成分を測定する。(=正答)
✅ 正しい。開始時と最大リーチ時の手の位置の差を、床と平行な物差しで水平距離として測る。
✅ 正しい。開始時と最大リーチ時の手の位置の差を、床と平行な物差しで水平距離として測る。
4. 両上肢をそろえて前方にリーチさせる。
❌ 誤り。正しくは、原法(Duncanら)では片側の上肢を肩関節90°屈曲位に挙げて前方へリーチする。
❌ 誤り。正しくは、原法(Duncanら)では片側の上肢を肩関節90°屈曲位に挙げて前方へリーチする。
5. SPPB〈Short Physical Performance Battery〉検査の一部である。
❌ 誤り。FRTはSPPBに含まれない。正しくは、SPPBは立位バランス(閉脚・セミタンデム・タンデム)・4m歩行速度・椅子立ち上がり5回の3つで構成される。
❌ 誤り。FRTはSPPBに含まれない。正しくは、SPPBは立位バランス(閉脚・セミタンデム・タンデム)・4m歩行速度・椅子立ち上がり5回の3つで構成される。
【試験対策ポイント】
| 検査 | 測るもの |
|---|---|
| FRT | 足を動かさない前方リーチの水平距離 |
| SPPB | 立位バランス+歩行速度+椅子立ち上がり |
| TUG | 立ち上がり・3m往復歩行・着座の所要時間 |
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