第60回 理学療法士国家試験 午前 第35問
内部障害理学療法第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第35問(内部障害理学療法)の正答は 5 です。酸素療法の器具は、患者の吸気をすべてまかなえるかで低流量系(鼻カニュラ・簡易酸素マスク)と高流量系(ベンチュリマスク・ネブライザー式)に分ける。
問題
酸素療法機器で正しいのはどれか。
- 1. 鼻カニュラは高流量系である。
- 2. 高流量系機器は加湿不要である。
- 3. 医療ガスの酸素ボンベは緑色である。
- 4. ベンチュリマスクは低流量系である。
- 5. 在宅酸素療法では酸素濃縮器を用いる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.1%標準
65人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 在宅酸素療法では酸素濃縮器を用いる。
酸素療法の器具は、患者の吸気をすべてまかなえるかで低流量系(鼻カニュラ・簡易酸素マスク)と高流量系(ベンチュリマスク・ネブライザー式)に分ける。在宅酸素療法では酸素濃縮器が主に使われる。
【各選択肢の解説】
1. 鼻カニュラは高流量系である。
❌ 誤り。正しくは、鼻カニュラは低流量系で、吸入酸素濃度は患者の呼吸の仕方(換気量)で変わる。
❌ 誤り。正しくは、鼻カニュラは低流量系で、吸入酸素濃度は患者の呼吸の仕方(換気量)で変わる。
2. 高流量系機器は加湿不要である。
❌ 誤り。高流量系だから加湿が要らない、とは言えない。正しくは、ネブライザー式のように加湿したガスを送る高流量系機器があり、加湿の要否は器具や設定する酸素濃度・流量によって判断する。
❌ 誤り。高流量系だから加湿が要らない、とは言えない。正しくは、ネブライザー式のように加湿したガスを送る高流量系機器があり、加湿の要否は器具や設定する酸素濃度・流量によって判断する。
3. 医療ガスの酸素ボンベは緑色である。
❌ 誤り。緑色は二酸化炭素の容器の色である。正しくは、酸素の容器は黒色である(容器保安規則)。
❌ 誤り。緑色は二酸化炭素の容器の色である。正しくは、酸素の容器は黒色である(容器保安規則)。
4. ベンチュリマスクは低流量系である。
❌ 誤り。正しくは、ベンチュリマスクは設定した濃度の酸素を安定して供給する高流量系である。
❌ 誤り。正しくは、ベンチュリマスクは設定した濃度の酸素を安定して供給する高流量系である。
5. 在宅酸素療法では酸素濃縮器を用いる。(=正答)
✅ 正しい。自宅では据え置き型の酸素濃縮器を主に使い、外出時は携帯用の酸素ボンベなどを併用する。
✅ 正しい。自宅では据え置き型の酸素濃縮器を主に使い、外出時は携帯用の酸素ボンベなどを併用する。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 器具 | 吸入酸素濃度 |
|---|---|---|
| 低流量系 | 鼻カニュラ・簡易酸素マスク | 呼吸の仕方で変わる |
| 高流量系 | ベンチュリマスク・ネブライザー式 | 設定した濃度で安定 |
- 容器の色:酸素=黒、二酸化炭素=緑(容器保安規則)
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