PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午前 第36問

内部障害理学療法第60回午前

第60回 理学療法士国家試験 午前 第36問(内部障害理学療法)の正答は 3 です。口すぼめ呼吸は呼気時に口をすぼめて気道内圧を高め、末梢気道の虚脱を防いで呼出を助ける呼吸法で、COPDなど閉塞性換気障害の患者に有効である。

問題
口すぼめ呼吸の指導で正しいのはどれか。
  1. 1. 吸気を延長させる。
  2. 2. 呼吸数を増加させる。
  3. 3. COPD患者に適用する。
  4. 4. 機能的残気量を増加させる。
  5. 5. 頬を膨らませるように指導する

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 90.5%参考値

21人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — COPD患者に適用する。

口すぼめ呼吸は呼気時に口をすぼめて気道内圧を高め、末梢気道の虚脱を防いで呼出を助ける呼吸法で、COPDなど閉塞性換気障害の患者に有効である。


【各選択肢の解説】

1. 吸気を延長させる。
❌ 誤り。口すぼめ呼吸は呼気を延長させる手技で、吸気を延長させるものではない。
2. 呼吸数を増加させる。
❌ 誤り。呼気延長により1回換気量が増え、呼吸数はむしろ減少する。
3. COPD患者に適用する。
✅ 正しい。気道虚脱を防ぐため、COPDなど閉塞性肺疾患の呼吸困難軽減に用いる。
4. 機能的残気量を増加させる。
❌ 誤り。呼出を促進し残気を減らす目的で、機能的残気量(エアトラッピング)を減少させる。
5. 頬を膨らませるように指導する
❌ 誤り。頬は膨らませず、軽く口をすぼめてゆっくり呼出するよう指導する。

【試験対策ポイント】

口すぼめ呼吸の機序=呼気時に口をすぼめ→気道内圧を保持→末梢気道の虚脱(早期閉塞)を防止→呼出を改善・残気量減少。吸気は鼻から、呼気は吸気の2倍程度かけてゆっくり。COPDの呼吸困難軽減・運動耐容能改善に有効。腹式呼吸とセットで指導される。「吸気延長」「呼吸数増加」「FRC増加」はいずれも作用と逆向きのひっかけ。

📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「内科学」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 12科目・全84章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第60回 全問一覧

▶ 内部障害理学療法 の過去問一覧

▶ 「呼吸器疾患・呼吸リハ」の過去問64問まとめを見る

スポンサーリンク(広告)