第60回 理学療法士国家試験 午前 第36問
内部障害理学療法第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第36問(内部障害理学療法)の正答は 3 です。口すぼめ呼吸は、呼気時に口をすぼめてゆっくり吐き、気道内圧を保って末梢気道のつぶれ(虚脱)を防ぐ呼吸法である。
問題
口すぼめ呼吸の指導で正しいのはどれか。
- 1. 吸気を延長させる。
- 2. 呼吸数を増加させる。
- 3. COPD患者に適用する。 ✓
- 4. 機能的残気量を増加させる。
- 5. 頬を膨らませるように指導する
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90.9%やさしい
66人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — COPD患者に適用する。
口すぼめ呼吸は、呼気時に口をすぼめてゆっくり吐き、気道内圧を保って末梢気道のつぶれ(虚脱)を防ぐ呼吸法である。呼気が長くなり呼吸数が減るので、COPDの呼吸困難の軽減に用いる。
【各選択肢の解説】
1. 吸気を延長させる。
❌ 誤り。正しくは、呼気を延長させる。吸気は鼻から行い、呼気を吸気より長くとる。
❌ 誤り。正しくは、呼気を延長させる。吸気は鼻から行い、呼気を吸気より長くとる。
2. 呼吸数を増加させる。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、呼気が長くなることで呼吸数は減少し、1回換気量は増える。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、呼気が長くなることで呼吸数は減少し、1回換気量は増える。
3. COPD患者に適用する。(=正答)
✅ 正しい。呼気時に末梢気道がつぶれやすいCOPDで、呼出を助け、呼吸困難を軽くするために用いる。
✅ 正しい。呼気時に末梢気道がつぶれやすいCOPDで、呼出を助け、呼吸困難を軽くするために用いる。
4. 機能的残気量を増加させる。
❌ 誤り。正しくは、呼出しやすくして肺に残る空気(エアトラッピング)を減らす方向に働く。
❌ 誤り。正しくは、呼出しやすくして肺に残る空気(エアトラッピング)を減らす方向に働く。
5. 頬を膨らませるように指導する
❌ 誤り。正しくは、頬を膨らませずに、口を軽くすぼめてゆっくり吐くよう指導する。
❌ 誤り。正しくは、頬を膨らませずに、口を軽くすぼめてゆっくり吐くよう指導する。
【試験対策ポイント】
- 口すぼめ=呼気の工夫(気道内圧を保つ→末梢気道の虚脱を防ぐ)
- 効果の向き:呼気延長・呼吸数減少・1回換気量増加・エアトラッピング減少
- 選択肢の「吸気延長」「呼吸数増加」「機能的残気量増加」は、どれも向きを逆にしたひっかけ
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