PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午前 第49問

理学療法管理学第60回午前

第60回 理学療法士国家試験 午前 第49問(理学療法管理学)の正答は 2 です。無作為化比較試験(RCT)は、対象者を介入群と対照群に無作為に割り付けて介入の効果を比べる介入研究である。

問題
無作為化比較試験で正しいのはどれか。
  1. 1. 観察研究である。
  2. 2. 交絡因子の影響を小さくできる。 ✓
  3. 3. インフォームドコンセントは不要である。
  4. 4. 因子間の相互関係を調べることが目的である。
  5. 5. 診療録に記載してある過去の記録で調査できる。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.1%標準

47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 交絡因子の影響を小さくできる。

無作為化比較試験(RCT)は、対象者を介入群と対照群に無作為に割り付けて介入の効果を比べる介入研究である。無作為割付により、測っていない因子も含めて群間の偏りが小さくなり、交絡の影響を小さくできる。


【各選択肢の解説】

1. 観察研究である。
❌ 誤り。研究者が介入を割り付けるので観察研究ではない。正しくは、介入研究(実験研究)である。
2. 交絡因子の影響を小さくできる。(=正答)
✅ 正しい。無作為割付で既知・未知の因子が両群に偏りなく分かれるため、交絡の影響が小さくなる。
3. インフォームドコンセントは不要である。
❌ 誤り。人を対象に介入する研究であり、説明と同意は欠かせない。正しくは、インフォームドコンセントが必要である。
4. 因子間の相互関係を調べることが目的である。
❌ 誤り。因子どうしの関連をみるのは相関研究・横断研究などの観察研究の目的である。正しくは、介入の効果(因果関係)を検証することが目的である。
5. 診療録に記載してある過去の記録で調査できる。
❌ 誤り。過去の記録を使うのは後ろ向き研究である。正しくは、RCTは割り付けてから追跡する前向きの研究である。

【試験対策ポイント】

研究デザイン介入時間の向き
RCTあり(無作為割付)前向き
コホート研究なし前向き/後ろ向き
症例対照研究なし後ろ向き
横断研究なし一時点
📗 PTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「リハビリテーション医学」第4章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

PT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 全36冊・全129章/過去問18回分(第44〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学・解剖学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 全36冊・全129章。運動学・解剖学は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | PTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(脳血管等・運動器・呼吸器・心大血管・小児・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国18,875か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第60回 全問一覧

▶ 理学療法管理学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)