PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午前 第48問

神経内科学第60回午前

第60回 理学療法士国家試験 午前 第48問(神経内科学)の正答は 1・3 です。小脳は運動の協調と眼球運動の制御に関わる。

問題
小脳梗塞でみられるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 眼振 ✓
  2. 2. 球麻痺
  3. 3. 運動失調 ✓
  4. 4. 同名半盲
  5. 5. 遂行機能障害

正答:1・3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 53.8%標準

65人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・3番 — 眼振・運動失調

小脳は運動の協調と眼球運動の制御に関わる。小脳梗塞では同側の運動失調(測定障害・協調運動障害・失調性歩行)と眼振が起こる。


【各選択肢の解説】

1. 眼振(=正答)
✅ 正しい。小脳(片葉・小節など)は眼球運動を制御しており、障害で注視方向性眼振などが起こる。
2. 球麻痺
❌ 誤り。球麻痺は延髄の運動核(舌咽・迷走・舌下神経)の障害による構音障害・嚥下障害である。正しくは、延髄の障害でみられる症状である。
3. 運動失調(=正答)
✅ 正しい。病巣と同側の上下肢の測定障害・反復拮抗運動不能・失調性歩行が起こる。
4. 同名半盲
❌ 誤り。同名半盲は視交叉より後ろの視覚路(視索・外側膝状体・視放線・後頭葉)の障害で起こる。正しくは、後大脳動脈領域の梗塞などでみられる。
5. 遂行機能障害
❌ 誤り。遂行機能障害は主に前頭葉(前頭前野)の障害でみられる。小脳病変での認知障害の報告もあるが、小脳梗塞の基本症状ではない。正しくは、前頭葉の障害でみられる症状である。

【試験対策ポイント】

症状主な障害部位
運動失調・眼振小脳
球麻痺延髄
同名半盲視交叉より後ろの視覚路
遂行機能障害前頭葉
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