第60回 理学療法士国家試験 午前 第48問
神経内科学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第48問(神経内科学)の正答は 1・3 です。小脳は運動の協調・平衡を司る。
問題
小脳梗塞でみられるのはどれか。2つ選べ。
- 1. 眼振 ✓
- 2. 球麻痺
- 3. 運動失調 ✓
- 4. 同名半盲
- 5. 遂行機能障害
正答:1・3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.3%参考値
14人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番・3番 — 眼振/運動失調
小脳は運動の協調・平衡を司る。小脳梗塞では運動失調(協調運動障害)と眼振、めまい、構音障害(断綴性言語)などの小脳症状がみられる。
【各選択肢の解説】
1. 眼振
✅ 正しい。小脳・前庭系の障害で眼球運動の協調が乱れ眼振が生じる。
✅ 正しい。小脳・前庭系の障害で眼球運動の協調が乱れ眼振が生じる。
2. 球麻痺
❌ 誤り。球麻痺は延髄(舌咽・迷走・舌下神経核)の障害による嚥下・構音障害で、小脳症状ではない。
❌ 誤り。球麻痺は延髄(舌咽・迷走・舌下神経核)の障害による嚥下・構音障害で、小脳症状ではない。
3. 運動失調
✅ 正しい。小脳障害の中核症状で、四肢の協調運動障害(測定異常・反復拮抗運動障害)や体幹失調を呈する。
✅ 正しい。小脳障害の中核症状で、四肢の協調運動障害(測定異常・反復拮抗運動障害)や体幹失調を呈する。
4. 同名半盲
❌ 誤り。同名半盲は後頭葉(視覚野)や視放線の障害による視野障害で、小脳症状ではない。
❌ 誤り。同名半盲は後頭葉(視覚野)や視放線の障害による視野障害で、小脳症状ではない。
5. 遂行機能障害
❌ 誤り。遂行機能障害は前頭葉の障害による高次脳機能障害で、典型的な小脳症状ではない。
❌ 誤り。遂行機能障害は前頭葉の障害による高次脳機能障害で、典型的な小脳症状ではない。
【試験対策ポイント】
小脳症状をまとめて覚える。運動失調(測定異常・協調運動障害・反復拮抗運動障害)・平衡障害(体幹失調・ふらつき)・眼振・断綴性言語(構音障害)・筋緊張低下・企図振戦。小脳梗塞では加えて回転性めまい・嘔吐が急性に出現する。球麻痺(延髄)・半盲(後頭葉)・遂行機能障害(前頭葉)は責任部位が異なるひっかけ。「協調運動障害=小脳」をまず押さえる。
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