第60回 理学療法士国家試験 午前 第59問
解剖学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第59問(解剖学)の正答は 3 です。脊髄の灰白質(H字形)の前角には、骨格筋を支配する運動ニューロン(α運動ニューロン・γ運動ニューロン)の細胞体がある。
問題
脊髄で運動神経の細胞体が主に存在する部位はどれか。
- 1. 後角
- 2. 後索
- 3. 前角 ✓
- 4. 前索
- 5. 側索
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
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75人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 前角
脊髄の灰白質(H字形)の前角には、骨格筋を支配する運動ニューロン(α運動ニューロン・γ運動ニューロン)の細胞体がある。後角は感覚の中継、前索・後索・側索は白質で神経線維の通り道である。
【各選択肢の解説】
1. 後角
❌ 誤り。後角は後根から入った感覚線維が次のニューロンに接続する感覚の中継部である。正しくは、運動ニューロンの細胞体があるのは前角である。
❌ 誤り。後角は後根から入った感覚線維が次のニューロンに接続する感覚の中継部である。正しくは、運動ニューロンの細胞体があるのは前角である。
2. 後索
❌ 誤り。後索は白質で、深部感覚・識別性触覚を伝える上行路(薄束・楔状束)が通る。正しくは、細胞体ではなく神経線維の通り道である。
❌ 誤り。後索は白質で、深部感覚・識別性触覚を伝える上行路(薄束・楔状束)が通る。正しくは、細胞体ではなく神経線維の通り道である。
3. 前角(=正答)
✅ 正しい。前角に運動ニューロンの細胞体があり、その軸索は前根を通って骨格筋へ向かう。
✅ 正しい。前角に運動ニューロンの細胞体があり、その軸索は前根を通って骨格筋へ向かう。
4. 前索
❌ 誤り。前索は白質で、前脊髄視床路や前皮質脊髄路などが通る。正しくは、神経線維の通り道である。
❌ 誤り。前索は白質で、前脊髄視床路や前皮質脊髄路などが通る。正しくは、神経線維の通り道である。
5. 側索
❌ 誤り。側索は白質で、下行路(外側皮質脊髄路など)と上行路(外側脊髄視床路・脊髄小脳路など)の両方が通る。正しくは、運動ニューロンの細胞体ではなく伝導路の線維が通る部位である。
❌ 誤り。側索は白質で、下行路(外側皮質脊髄路など)と上行路(外側脊髄視床路・脊髄小脳路など)の両方が通る。正しくは、運動ニューロンの細胞体ではなく伝導路の線維が通る部位である。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 灰白質/白質 | 中身 |
|---|---|---|
| 前角 | 灰白質 | 運動ニューロンの細胞体 |
| 後角 | 灰白質 | 感覚の中継 |
| 側角(胸髄〜上部腰髄) | 灰白質 | 交感神経の節前ニューロン |
| 前索・側索・後索 | 白質 | 伝導路の線維 |
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