第60回 理学療法士国家試験 午前 第69問
生理学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第69問(生理学)の正答は 4・5 です。運動単位とは、1個のα運動ニューロンとそれが支配する筋線維群のまとまりである。
問題
運動単位で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 運動単位には求心性線維が含まれる。
- 2. 神経支配比が大きいほど精密な動きができる。
- 3. 活動電位の大きな運動単位が先に活動を始める。
- 4. 同じ運動単位に属する筋線維は同期して興奮する。 ✓
- 5. 運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を運動単位という。 ✓
正答:4・5番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.9%難問
63人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4・5番 — 同じ運動単位に属する筋線維は同期して興奮する。・運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を運動単位という。
運動単位とは、1個のα運動ニューロンとそれが支配する筋線維群のまとまりである。1個のニューロンが興奮すると、支配下の筋線維は一斉に興奮する。神経支配比と動員の順序(サイズの原理)の向きが入れ替えの的になる。
【各選択肢の解説】
1. 運動単位には求心性線維が含まれる。
❌ 誤り。正しくは、運動単位は遠心性の運動ニューロンと筋線維からなり、求心性(感覚)線維は含まない。
❌ 誤り。正しくは、運動単位は遠心性の運動ニューロンと筋線維からなり、求心性(感覚)線維は含まない。
2. 神経支配比が大きいほど精密な動きができる。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、神経支配比が小さい(1個のニューロンが支配する筋線維が少ない)ほど精密な動きができる(外眼筋・手の筋など)。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、神経支配比が小さい(1個のニューロンが支配する筋線維が少ない)ほど精密な動きができる(外眼筋・手の筋など)。
3. 活動電位の大きな運動単位が先に活動を始める。
❌ 誤り。正しくは、サイズの原理により、小さな(閾値の低い)運動単位から先に動員され、力が必要になるにつれて大きな運動単位が加わる。
❌ 誤り。正しくは、サイズの原理により、小さな(閾値の低い)運動単位から先に動員され、力が必要になるにつれて大きな運動単位が加わる。
4. 同じ運動単位に属する筋線維は同期して興奮する。
✅ 正しい(=正答)。1個の運動ニューロンの活動電位で、支配下の筋線維がそろって興奮・収縮する。
✅ 正しい(=正答)。1個の運動ニューロンの活動電位で、支配下の筋線維がそろって興奮・収縮する。
5. 運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を運動単位という。
✅ 正しい(=正答)。運動単位の定義そのものである。
✅ 正しい(=正答)。運動単位の定義そのものである。
【試験対策ポイント】
| 神経支配比 | 動き | 例 |
|---|---|---|
| 小さい | 精密・微細 | 外眼筋・手の内在筋 |
| 大きい | 大きな力・粗大 | 下肢の大きな筋(腓腹筋など) |
動員の順序=小さい運動単位→大きい運動単位(サイズの原理)。
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