第60回 理学療法士国家試験 午前 第73問
運動学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第73問(運動学)の正答は 3 です。立位の安定は、支持基底面が広い・重心が低い・重心線が支持基底面の中心に近い・摩擦が大きいほど高い。
問題
立位姿勢が安定しているのはどれか。
- 1. 支持基底面が狭い。
- 2. 重心の位置が高い。
- 3. 重心線は膝関節中心の前方を通る。 ✓
- 4. 床と足底の接触面の摩擦抵抗が小さい。
- 5. 重心線の位置が支持基底面の中心から離れている。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.3%やさしい
59人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 重心線は膝関節中心の前方を通る。
立位の安定は、支持基底面が広い・重心が低い・重心線が支持基底面の中心に近い・摩擦が大きいほど高い。選択肢1・2・4・5はこの条件をすべて逆にした記述である。正常な立位では重心線が膝関節中心のやや前方を通り、膝は伸展位で安定する。
【各選択肢の解説】
1. 支持基底面が狭い。
❌ 誤り。正しくは、支持基底面が広いほど安定する。
❌ 誤り。正しくは、支持基底面が広いほど安定する。
2. 重心の位置が高い。
❌ 誤り。正しくは、重心の位置が低いほど安定する。
❌ 誤り。正しくは、重心の位置が低いほど安定する。
3. 重心線は膝関節中心の前方を通る。
✅ 正しい(=正答)。重心線が膝関節中心の前方を通ると膝に伸展方向の力がかかり、後方の関節包・靱帯がこれを受け止めるので、少ない筋活動で膝伸展位を保てる。
✅ 正しい(=正答)。重心線が膝関節中心の前方を通ると膝に伸展方向の力がかかり、後方の関節包・靱帯がこれを受け止めるので、少ない筋活動で膝伸展位を保てる。
4. 床と足底の接触面の摩擦抵抗が小さい。
❌ 誤り。摩擦が小さいと滑りやすく不安定になる。正しくは、摩擦抵抗が大きいほど安定する。
❌ 誤り。摩擦が小さいと滑りやすく不安定になる。正しくは、摩擦抵抗が大きいほど安定する。
5. 重心線の位置が支持基底面の中心から離れている。
❌ 誤り。正しくは、重心線が支持基底面の中心に近いほど安定し、縁に近づくほど倒れやすい。
❌ 誤り。正しくは、重心線が支持基底面の中心に近いほど安定し、縁に近づくほど倒れやすい。
【試験対策ポイント】
立位の安定性の条件
- 支持基底面:広い
- 重心の高さ:低い
- 重心線:支持基底面の中心に近い
- 摩擦:大きい
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