第60回 理学療法士国家試験 午前 第84問
整形外科学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第84問(整形外科学)の正答は 2 です。Steinbrockerのステージは関節リウマチのX線所見を中心にした病期分類で、ステージⅣ(末期)はステージⅢの所見に加えて線維性または骨性の強直があるもの。
問題
関節リウマチの Steinbrocker のステージⅣの特徴はどれか。
- 1. 腱鞘炎
- 2. 関節強直 ✓
- 3. 骨粗鬆症
- 4. 軟骨下骨の破壊
- 5. 関節周囲の筋萎縮
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.3%やさしい
63人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 関節強直
Steinbrockerのステージは関節リウマチのX線所見を中心にした病期分類で、ステージⅣ(末期)はステージⅢの所見に加えて線維性または骨性の強直があるもの。Ⅳを他のステージと分ける所見は強直である。
【各選択肢の解説】
1. 腱鞘炎
❌ 誤り。結節や腱鞘炎などの関節外の軟部組織病変は、ステージⅡから「あってもよい」所見として挙げられる。正しくはⅣに特有の所見ではない。
❌ 誤り。結節や腱鞘炎などの関節外の軟部組織病変は、ステージⅡから「あってもよい」所見として挙げられる。正しくはⅣに特有の所見ではない。
2. 関節強直
✅ 正しい(=正答)。線維性または骨性の強直がステージⅣの定義である。
✅ 正しい(=正答)。線維性または骨性の強直がステージⅣの定義である。
3. 骨粗鬆症
❌ 誤り。関節近くの骨粗鬆症はステージⅠから「あってもよい」とされ、Ⅱ以降では必ずみられる。正しくは早い病期からの所見である。
❌ 誤り。関節近くの骨粗鬆症はステージⅠから「あってもよい」とされ、Ⅱ以降では必ずみられる。正しくは早い病期からの所見である。
4. 軟骨下骨の破壊
❌ 誤り。軽度の軟骨下骨の破壊はステージⅡでも「あってもよい」とされ、軟骨と骨の破壊はステージⅢの所見である。正しくはⅣを分ける所見ではない。
❌ 誤り。軽度の軟骨下骨の破壊はステージⅡでも「あってもよい」とされ、軟骨と骨の破壊はステージⅢの所見である。正しくはⅣを分ける所見ではない。
5. 関節周囲の筋萎縮
❌ 誤り。関節周囲の筋萎縮はステージⅡの所見で、Ⅲで高度になる。正しくはⅣに特有の所見ではない。
❌ 誤り。関節周囲の筋萎縮はステージⅡの所見で、Ⅲで高度になる。正しくはⅣに特有の所見ではない。
【試験対策ポイント】
| ステージ | 主な所見(Steinbrocker) |
|---|---|
| Ⅰ(初期) | X線上の骨破壊なし。骨粗鬆症はあってもよい |
| Ⅱ(中等度) | 骨粗鬆症あり。軽度の軟骨・軟骨下骨の破壊はあってもよい。関節変形なし。関節周囲の筋萎縮 |
| Ⅲ(高度) | 軟骨と骨の破壊。関節変形(亜脱臼・尺側偏位など)。高度の筋萎縮 |
| Ⅳ(末期) | Ⅲの所見+線維性または骨性強直 |
日常生活の機能で分けるクラス分類(Ⅰ〜Ⅳ)と取り違えない。
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