PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第60回 理学療法士国家試験 午前 第92問

神経内科学第60回午前

第60回 理学療法士国家試験 午前 第92問(神経内科学)の正答は 5 です。Guillain-Barré症候群は先行感染後に生じる急性の末梢神経障害で、下肢遠位から始まり上行する左右対称性の筋力低下(弛緩性麻痺)が特徴です。

問題
Guillain-Barré症候群の初期症状で特徴的なのはどれか。
  1. 1. 体重減少
  2. 2. 激しい関節痛
  3. 3. 突然の視覚喪失
  4. 4. 皮膚の色素沈着
  5. 5. 遠位中心の筋力低下

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.3%参考値

12人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 遠位中心の筋力低下

Guillain-Barré症候群は先行感染後に生じる急性の末梢神経障害で、下肢遠位から始まり上行する左右対称性の筋力低下(弛緩性麻痺)が特徴です。


【各選択肢の解説】

1. 体重減少
❌ 誤り。体重減少は特徴的な初期症状ではありません。
2. 激しい関節痛
❌ 誤り。神経障害が主体で、関節痛が初発の特徴症状ではありません(筋肉痛は伴うことがあります)。
3. 突然の視覚喪失
❌ 誤り。突然の視覚喪失は視神経炎などを示唆し、本症の典型ではありません(眼球運動障害を伴う亜型はあります)。
4. 皮膚の色素沈着
❌ 誤り。皮膚症状は本症の特徴ではありません。
5. 遠位中心の筋力低下
✅ 正しい。下肢遠位から始まる左右対称性・上行性の弛緩性筋力低下が初期の特徴で、腱反射は消失します。

【試験対策ポイント】

Guillain-Barré症候群は先行感染(上気道炎・胃腸炎)→数日〜数週後に下肢遠位から上行する左右対称性の弛緩性麻痺・腱反射消失。重症化で呼吸筋麻痺に至ることがあり、髄液は蛋白細胞解離を示します。単相性で多くは回復する点も重要です。

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