第60回 理学療法士国家試験 午前 第97問
臨床心理学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第97問(臨床心理学)の正答は 1 です。統合失調症の前駆期には、明らかな幻覚・妄想が出る前に、不眠・焦燥・集中困難などに加え、考えが勝手に次々と浮かぶ自生思考のような軽い体験の異常がみられる。
問題
統合失調症の前駆期にみられるのはどれか。
- 1. 自生思考 ✓
- 2. 滅裂思考
- 3. 奇異な妄想
- 4. 感情の平板化
- 5. 緊張病症候群
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.6%難問
71人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 自生思考
統合失調症の前駆期には、明らかな幻覚・妄想が出る前に、不眠・焦燥・集中困難などに加え、考えが勝手に次々と浮かぶ自生思考のような軽い体験の異常がみられる。ほかの選択肢は発病がはっきりした後の症状である。
【各選択肢の解説】
1. 自生思考
✅ 正しい(=正答)。自分の意図と関係なく考えが浮かんでくる体験で、初期・前駆期にみられる。
✅ 正しい(=正答)。自分の意図と関係なく考えが浮かんでくる体験で、初期・前駆期にみられる。
2. 滅裂思考
❌ 誤り。考えのまとまりが失われ、話の筋が通らなくなる重い思考形式の障害である。正しくは急性期にみられる。
❌ 誤り。考えのまとまりが失われ、話の筋が通らなくなる重い思考形式の障害である。正しくは急性期にみられる。
3. 奇異な妄想
❌ 誤り。現実にはありえない内容の妄想で、はっきりした陽性症状である。正しくは急性期にみられる。
❌ 誤り。現実にはありえない内容の妄想で、はっきりした陽性症状である。正しくは急性期にみられる。
4. 感情の平板化
❌ 誤り。喜怒哀楽の表出が乏しくなる陰性症状である。正しくは急性期を過ぎた後から慢性期に目立つ。
❌ 誤り。喜怒哀楽の表出が乏しくなる陰性症状である。正しくは急性期を過ぎた後から慢性期に目立つ。
5. 緊張病症候群
❌ 誤り。昏迷・興奮・拒絶症・カタレプシーなどからなる。正しくは発病後の急性期にみられる病像である。
❌ 誤り。昏迷・興奮・拒絶症・カタレプシーなどからなる。正しくは発病後の急性期にみられる病像である。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 主な症状 |
|---|---|
| 前駆期 | 不眠・焦燥・集中困難・自生思考などの軽い異常 |
| 急性期 | 幻覚・妄想・滅裂思考・緊張病症状(陽性症状が中心) |
| 慢性期 | 感情の平板化・意欲低下・自閉(陰性症状が中心) |
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