第60回 理学療法士国家試験 午前 第98問
神経内科学第60回午前
第60回 理学療法士国家試験 午前 第98問(神経内科学)の正答は 3 です。焦点意識減損発作(複雑部分発作)では、意識が曇ったまま歩き回るなどの自動症が出るが、多くは数分で治まる。
問題
複雑部分発作〈焦点意識減損発作〉を起こして自宅室内を徘徊しているてんかん患者に対して、まず行うのはどれか。
- 1. 救急搬送を要請する。
- 2. 室内に一人きりにする。
- 3. 周囲の危険物を取り除く。 ✓
- 4. 身体を押さえて保護する。
- 5. タオルを噛ませる。
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 95.6%やさしい
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 周囲の危険物を取り除く。
焦点意識減損発作(複雑部分発作)では、意識が曇ったまま歩き回るなどの自動症が出るが、多くは数分で治まる。本人は周囲を認識できないため、まずぶつかったり転んだりしないよう周囲の安全を確保する。
【各選択肢の解説】
1. 救急搬送を要請する。
❌ 誤り。発作の多くは短時間で自然に治まるので、まず行う対応ではない。正しくは、発作が長く続く・意識が戻らないまま繰り返す・けがをした、などのときに要請する。
❌ 誤り。発作の多くは短時間で自然に治まるので、まず行う対応ではない。正しくは、発作が長く続く・意識が戻らないまま繰り返す・けがをした、などのときに要請する。
2. 室内に一人きりにする。
❌ 誤り。意識が曇ったまま動くため、転倒や事故の危険がある。正しくは、そばで見守り、発作の様子と続いた時間を観察する。
❌ 誤り。意識が曇ったまま動くため、転倒や事故の危険がある。正しくは、そばで見守り、発作の様子と続いた時間を観察する。
3. 周囲の危険物を取り除く。
✅ 正しい(=正答)。家具の角や刃物、階段などから遠ざけ、外傷を防ぐ。
✅ 正しい(=正答)。家具の角や刃物、階段などから遠ざけ、外傷を防ぐ。
4. 身体を押さえて保護する。
❌ 誤り。押さえつけると抵抗や興奮を招き、本人も介助者もけがをしやすい。正しくは、押さえずに見守り、危険な方向へ向かうときだけ穏やかに誘導する。
❌ 誤り。押さえつけると抵抗や興奮を招き、本人も介助者もけがをしやすい。正しくは、押さえずに見守り、危険な方向へ向かうときだけ穏やかに誘導する。
5. タオルを噛ませる。
❌ 誤り。口に物を入れると歯や口の中を傷つけたり、窒息の原因になったりする。正しくは口には何も入れない。
❌ 誤り。口に物を入れると歯や口の中を傷つけたり、窒息の原因になったりする。正しくは口には何も入れない。
【試験対策ポイント】
| 発作時に | 内容 |
|---|---|
| する | 周囲の危険物を除く・そばで見守る・時間を計る・治まったら回復体位 |
| しない | 一人にする・押さえつける・口に物を入れる |
| 救急要請 | 発作が長く続く・繰り返す・けがをした |
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